1GBの大容量USBフラッシュメモリが登場、TwinMOS製「Mobile Disk」
PCへの接続がしやすくコンパクトで可搬性にも優れるということで重宝されているUSBフラッシュメモリだが、これまで記録容量ではIBMの小型HDDのMicrodriveやコンパクトフラッシュカードが一歩リードしていた。しかしこの「Mobile Disk」の1GBモデルの登場によって、その容量面でのハンデはなくなった。
本体サイズは80mm×22mm×10mmと、USBフラッシュメモリ製品のなかでは若干大きめではあるものの、それでも手のひらに収まるレベルで十分にコンパクト。全体を覆うカバーは黒のプラスチック製でわずかに中が透けて見えるようになっていて、はっきりとではないがメモリチップらしき部品が外側から確認できるようになっているのがユニークだ。もちろんUSBコネクタを保護するキャップやストラップ用ホールも備えるなど、USBフラッシュメモリとしてはソツのない作りになっている。
気になるデバイスドライバに関しては、付属のマニュアルで確認したところWindows XP/2000/MeやMac OSでは不要となっている。ただし、Windows 98/98SEでは付属のセットアッププログラムを使って手動でドライバをインストールする必要がある点に注意が必要だ。また、マニュアルにはフォーマットユーティリティのほかパスワード設定プログラムの説明も記されており、セキュリティ面についても安心といえそうだ。また、同梱のフォーマットユーティリティーを使うと、Bootable Diskとしてフォーマットができるという点もちょっとした魅力だ。なお、製品にはマニュアルやユーティリティ/デバイスドライバ収録のCD-ROMのほか、USBケーブル、ネックストラップなどが付属している。
値段は少々張るものの、手軽に容量1GBのストレージを利用したいという人は要チェックの製品だ。なお、国内ベンダではイーレッツが1GBのフラッシュメモリ「愛用データ(MFU)シリーズ」を発表しており、これは5月下旬に発売される予定になっている。
□Mobile Disk(TwinMOS)
http://www.twinmos.com.tw/products/queryall1.asp?ProdType=A4
□愛用データ(イーレッツ)
http://www.e-lets.co.jp/news/r_ufd.htm
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【2002年3月16日】ドイツ製の1GBコンパクトフラッシュが発売に、価格は約12万円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020316/etc.html#1gbcf
(TwinMOS Mobile Disk) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]
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