VGA、6ch対応サウンド機能、LANインターフェイスなどをオンボード搭載したオールインワンタイプの製品で、内部接続用のUSBコネクタがヘッダピンと通常のAコネクタの両方で用意されているという特徴がある。また、専用メモリースティックリーダーや専用スマートカードリーダー接続用コネクタが用意されているのも特徴のひとつ。

　付属しているI/Oパネル用シールド板はなぜか金色。

　マニュアルには、サウンド機能のうちのライン入力のみを削除したmP4G-U(i845G)や、ADDカード専用AGPスロットを搭載したmP4GL(i845GL)といった廉価版に関する記載もある。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPと高速電脳とツクモパソコン本店IIとツクモParts王国]

　この「FSB 533MHz正式対応」に関しては、マニュアルや型番シールに「FSB 533MHz」といったいう記載があるほか、外箱にも大きく「P4Titan 533」というシールが貼られているが、どういった理由でチップセット仕様を超える仕様を実現できたかに関する説明は特にない。さらに、国内代理店のバーテックスリンクや販売ショップでも「FSB 533MHzはサポート外」と告知しているため、保証の面では「オーバークロックでFSB 533MHz対応」と同じことになるので注意が必要。

　また、チップセット名称に関しては、GIGABYTEでは「i845」ではなく「DDR SDRAM対応版i845チップセット」の通称として用いられてきた「i845D」であると告知している。「i845D」はあくまでも通称なので、一般的には両者は同じものとされているが、GIGABYTEではDDR SDRAM対応のi845搭載マザーボードを「i845チップセット搭載品」に分類する一方で、このマザーボードを「i845Dチップセット搭載品」に分類しているため、両者の間に何らかの違いが存在する可能性もある。

　マザーボードのデザインは標準的なもので、6ch対応サウンド機能などのオンボードデバイスを搭載している。

　FSB 533MHz非対応の姉妹モデル、GA-8IRもラインナップされている。

□Chipset Software Installation Utilityの対応チップセット一覧(Intel)
　(「i845Dチップセット」に関する告知あり)
http://www.intel.com/support/chipsets/inf/supchip.htm

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとTSUKUMO eX.]