ICH4は本来i845E/G/GLチップセットと組み合わせて利用するために設計されたI/Oハブチップ。i850Eの標準I/OハブチップであるICH2と比較するとUSBポートがUSB 2.0に強化されているなどの違いがあり、ピン配置も異なる設計になっている。

　このマザーボードでは、ICH4に加えてNEC製のUSB 2.0コントローラチップも搭載しているという特徴があり、最大で10ポートものUSB 2.0コネクタが利用可能。ただし、標準で利用可能なUSBコネクタはI/Oパネル部の2つと、付属ブラケットによる4つに限定されており、残りの4つは、別途オプションなどで利用するかたちとなる。

　このほか、PC800 RIMMに加えてPC1066 RIMMに対応しているほか、サウンド(CT5880)、LAN、Ultra ATA/133対応IDE-RAID(PDC20276)、BIOS保護機能(Dual BIOS)などといった多彩なオンボード機能を搭載している。搭載しているマニア向け設定機能はFSBクロック/コア電圧/AGP電圧/メモリ電圧など。

[撮影協力:エルプラザ]

　VGA、6ch対応サウンド機能、LANインターフェイスなどをオンボード搭載している。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとエルプラザ]

　Tyanの製品で、4本のDDR DIMMスロットが用意されているという特徴や、I/Oパネル部に4個のUSBコネクタが縦積みで用意されているといった特徴もある。

　オンボードデバイスを多数搭載したバリエーションモデルがラインナップされており、TSUKUMO eX.ではRAGE XLビデオチップやLAN×2(1000Base-T×1＋10/100Base-T×1)、Ultra ATA/133対応IDE-RAIDなどを搭載したタイプ（S2099GNNR）の入荷予定があるという。こちらの予価は3万円前後。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　BIOSTARの製品で、既に販売されている同名モデルにLANインターフェイスを追加したもの。

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[撮影協力:パソコン工房秋葉原店]

　既に発売されている645E Max2-L/LRUの下位にあたる製品で、IDE-RAID機能やUSB 2.0、LANインターフェイスなどが省略されている。搭載サウスブリッジチップはUltra ATA/133対応のSiS961B。

　搭載しているマニア向け設定機能は1MHz単位のFSB設定機能（最大200MHz）など。

[撮影協力:Storm]

　SiSの未発表チップセット「SiS650GX」を採用したmicroATXフォームファクタの製品で、VGAとサウンド機能をオンボード搭載している。

　AlbatronはGIGABYTEの創業者の1人である柯聰源（Jack Ko）氏がCEOを勤めるメーカー。「技術力のあるメーカーとしてのブランドを確立したい」（国内代理店のアスク）そうで、先のCOMPUTEX TAIPEI 2002ではi845E搭載マザーボードとDDR400対応DIMMを組み合わせた動作デモを公開するなどのアピールをしていた。

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[撮影協力:コムサテライト2号店とT-ZONE. AKIBA PLACE]

　SiS650チップセットを搭載した既存モデル GA-8SIMLのマイナーチェンジ版という位置づけで、主要機能はまったく同じ。

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[撮影協力:OVERTOP]