SiS648はAGP 8X対応の新型ノースブリッジ「SiS648」と、SiS962の改良版サウスブリッジ「SiS963」を組み合わせた新チップセット。AGP 8X以外の基本機能はSiS645DX+SiS962の組み合わせと同じだが、サウスブリッジ - ノースブリッジ間のデータ転送速度が2倍速の1,066MB/sに引き上げられており、この間にボトルネックが発生しないように考慮されている。チップセットの内蔵機能はUSB 2.0やUltra ATA/133、LAN、サウンド機能、IEEE-1394など。

　ASUSから発売されたのは、標準モデルの6chサウンド/LAN付き「P4S8X/WA/LAN」と、Ultra ATA/133+Serial ATA対応IDE-RAIDとIEEE-1394が追加された上位モデル「P4S8X/LAN/1394/SATA/R133」の2モデル。
　上位モデルが搭載しているUltra ATA/133+Serial ATA対応RAID機能はPromise PDC20376によるもので、先週発売されたA7V8X/GBL/1394/SATA/R133と同じSerial ATA×2チャネル+パラレルIDE×1チャネルという構成になっている。「このパラレルIDEコネクタには1台しかHDDを接続できない」という制限があるのも共通で、合計3台のHDDを混在させたRAID 0/1などが構築可能。Serial ATA関連の付属品はSerial ATAケーブル（2本）のみで、HDD側のパラレル-シリアル変換アダプタなどは付属していない。

□SiS648(SiS)
http://www.sis.com/products/chipsets/oa/pentium4/648.htm
□SiS963(SiS)
http://www.sis.com/products/chipsets/southbridge/96x.htm

□関連記事
【8月31日】A7V8X/GBL/1394/SATA/R133(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020831/ni_i_m4.html#a7v8x

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　SiS648はAGP 8X対応の新型ノースブリッジ「SiS648」と、SiS962の改良版サウスブリッジ「SiS963」を組み合わせた新チップセット。AGP 8X以外の基本機能はSiS645DX+SiS962の組み合わせと同じだが、サウスブリッジ - ノースブリッジ間のデータ転送速度が2倍速の1,066MB/sに引き上げられており、この間にボトルネックが発生しないように考慮されている。チップセットの内蔵機能はUSB 2.0やUltra ATA/133、LAN、サウンド機能、IEEE-1394など。

　初のABIT製品となったSR7-8Xはオーソドックスなつくりの製品で、AC'97コーデックによるサウンド機能やRTL8100BコントローラによるLAN機能などが主な特徴。チップセット内蔵のIEEE-1394機能などは利用されていない。

□SiS648(SiS)
http://www.sis.com/products/chipsets/oa/pentium4/648.htm
□SiS963(SiS)
http://www.sis.com/products/chipsets/southbridge/96x.htm

[撮影協力:TSUKUMO eX.とコムサテライト3号店と高速電脳]

　SiS648はAGP 8X対応の新型ノースブリッジ「SiS648」と、SiS962の改良版サウスブリッジ「SiS963」を組み合わせた新チップセット。AGP 8X以外の基本機能はSiS645DX+SiS962の組み合わせと同じだが、サウスブリッジ - ノースブリッジ間のデータ転送速度が2倍速の1,066MB/sに引き上げられており、この間にボトルネックが発生しないように考慮されている。チップセットの内蔵機能はUSB 2.0やUltra ATA/133、LAN、サウンド機能、IEEE-1394など。

　この製品ではチップセットがサポートしていないPC3200（DDR400）メモリを独自に動作保証しているという特徴がある。ただし、条件付きで、SAMSUNG、ADATA、Winbond製の指定された型番のメモリのみで動作保証するという内容になっている。メモリの型番などはマニュアルに記載されている。

□SiS648(SiS)
http://www.sis.com/products/chipsets/oa/pentium4/648.htm
□SiS963(SiS)
http://www.sis.com/products/chipsets/southbridge/96x.htm

[撮影協力:ツクモParts王国]

　発売されたのは標準モデルのP4Gと、Serial ATA付きモデルのP4GSの2製品。Serial ATA以外の仕様は共通で、VGAや6ch対応サウンド機能、LAN、PDC20275コントローラによるUltra ATA/133インターフェイスなどを搭載している。

　P4GSが搭載するSerial ATA（1チャネル）はPDC20275のIDEチャネルをMarvell製変換チップで変換したもの。PDC20275のパラレルIDEコネクタは2チャネル分用意されているため、パラレルIDE×2チャネルで利用することも可能だが、Serial ATAを利用する場合は片側のパラレルIDEが利用不能となる。

　なお、基板上には2～4チャネル目と見られるSerial ATAコネクタや「SIDE1」「SIDE2」と書かれたパラレルIDEコネクタらしき空きパターンも用意されているが、これらの詳細に関しては不明。

　Serial ATA関連の付属品はSerial ATAケーブル（1本）で、HDD側のパラレル-シリアル変換アダプタは付属していない。

□FI Panel(Iwill)
http://japan.iwill.net/products/ProductLV2.asp?vID=118

[撮影協力:TSUKUMO eX.とUSER'S SIDE本店と高速電脳]

　既存モデルの9BJFを「APOGEE」化したもので、基板色が濃茶色になり、スロット部品が緑色になったなどの違いがある。基本仕様はほぼ同じで、VGAやサウンド機能、LANインターフェイスを搭載しているのは変わりない。

　付属品は、3.5インチベイ用前面コネクタやマルチランゲージ版Linux、いわゆるスマートケーブルタイプの接続ケーブル類など。

□関連記事
【5月18日】9BJF(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020518/ni_i_m7.html#9bjf
【8月31日】9EJL1 APOGEE(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020831/ni_i_m7.html#9ejl1

[撮影協力:高速電脳]

　ABIT製でVGA、サウンド、LANインターフェイスをオンボード搭載している。

[撮影協力:高速電脳]

　5月に発売された「GA-8IEX」のリビジョンアップ版で、サウンドチップがCreative CT5880から6chのAC'97に変わっている。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とツクモParts王国]

　5月に発売された「GA-8IEXP」のリビジョンアップ版で、サウンドチップがCreative CT5880から6chのAC'97に変わっている。Ultra ATA/133対応IDE-RAIDコントローラやIEEE-1394コントローラなど豊富なオンボードデバイスがある点は従来同様。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とツクモParts王国]