ELSAから高画質設計のTVチューナー付きキャプチャカードが登場
「EX-VISION 500TV」はいわゆるソフトウェアエンコードタイプのビデオキャプチャカードで、NEC製の3次元Y/C分離/デジタルノイズリダクション回路や、9bitデコード対応のPhilips製ビデオデコーダチップSAA7130、日立製TVチューナーモジュールの搭載で高画質化を図っているのが大きな特徴。TVチューナーモジュールは細長くコンパクトなもので、同社によれば、モジュールの小型化によってPCから発生するノイズの影響を低減することができたという。
試聴/キャプチャソフトには、ピクチャインピクチャやCMスキップ機能、スタンバイ状態から復帰しての予約録画などをサポートする「bitcast.TV」が付属。対応キャプチャフォーマットはMPEG-1、MPEG-2、AVI、WMV8の4種類で、最大解像度は720×480ドットとなっている。
また、ADAMS-EPGによる録画予約、携帯電話や外出先のPCなどからの録画予約といった機能にもそつなく対応するほか、ネットワーク経由で他のPCからでもTV試聴が行なえるソフト「ドコデモTV」が付属するなど、画質だけでなく機能面の充実度も高い。そのほか、ビデオ編集ソフトとして「VideoStudio6 SE」も付属している。
さらに、ハードウェアの企画から設計、生産、デバイスドライバ開発まですべて日本国内で行なっているというのもこの「EX-VISION 500TV」の注目点のひとつ。カード自体の品質や画質を重視するといったパワーユーザーはもちろん、日本語デバイスドライバや豊富な機能を持つ点ではキャプチャ初心者にとっても要注目の製品といえそうだ。
□EX-VISION 500TV(エルザ ジャパン)
http://www.elsa-jp.co.jp/product/tv/exvision500tv/exvision500index.htm
http://www.elsa-jp.co.jp/press/tv/elsa_exvision.htm
(ELSA EX-VISION 500TV) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店とパソコンハウス東映]
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