【 2002年10月12日号 】
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• Athlon XP 2400+搭載のオリジナルPC受注スタート、デモ中
  

  先週は初のサンプル品が展示され、いよいよ近日中にもデビューか？と期待されていたAthlon XP 2400+だが、残念ながら今週もお流れとなってしまったようだ。その一方で、今週はフェイス秋葉原本店がAthlon XP 2400+を搭載するオリジナルPC「INSPIRE-XP2400-VRW」の予約受け付けをスタート、それにあわせてAthlon XP 2400+を使ったマシンによる店頭デモも開始した。「INSPIRE-XP2400-VRW」はマザーボードにGIGABYTE製のApollo KT400搭載Socket Aマザーボード「GA-7VAXP」を採用した同店のオリジナルPCで、マザーボード以外のスペックは自由に変更が可能、価格は124,800円～となっている。納期については約10～20営業日となっているものの、店頭で販売する際は「CPUの入荷時期が不確定で納期が遅れる可能性がある」という説明もあわせて行っているとのことなので注意が必要だ。なお、店頭のデモマシンは「INSPIRE-XP2400-VRW」とは異なり、マザーボードにASUS製Apollo KT400搭載Socket Aマザーボード「A7V8X」、ビデオカードにGeForce4 Ti4400搭載カードをそれぞれ採用するというスペックになっている。Athlon XP 2400+のパフォーマンスを実際に体感してみるにはよい機会といえるだろう。 □INSPIRE-XP2400-VRW（http://www.faith-go.co.jp/org_pc/inspire_xp2400/inspire_xp2400.html）

• Shuttle製キューブ系PC用の発光するフロントパネルが発売に
  

  Shuttle製のキューブ型自作PCキット「SS40G」「SS50G」「SS51G」用のオプションとして7月からアナウンスされていた、全体が青白く発光するというフロントパネルがようやく発売された。実売価格は3,600円～4,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。この製品の存在が初めてアキバで伝えられたのは7月下旬のことで、それから3ヶ月近くを経てようやく発売にこぎつけた格好だ。製品自体はアクリル製の透明フロントパネルとPCケースの間に発光板（おそらくELパネル）を挟み、フロントパネルの上からネジで固定するだけといういたってシンプルなもの。発光板が付属している点を除けば、これまでに登場している発光しないタイプの交換用フロントパネルとほぼ同様の製品だ。装飾を目的としたパーツとしてはやや高めだが、装着して発光させてみたときのインパクトの強さはなかなかのもの。「SS40G」「SS50G」「SS51G」のユーザーならこれを利用しない手はないだろう。 □Shuttle（http://www.shuttle.com/）

• カノープス製USB 2.0対応TVキャプチャユニットの予約がスタート
  

  USB 2.0対応のTVチューナー搭載キャプチャユニットの中でパワーユーザーから本命視されているカノープスの「MTU2400」の予約受け付けがいくつかのショップでスタートしている。いち早く予約受け付けを始めたのはTSUKUMO eX.、BLESS秋葉原本店、ZOA秋葉原店で、いずれも入荷予定時期を11月上旬、予価を56,800円程度としている。「MTU2400」は「MTV2000」譲りの3DY/C分離、3Dノイズリダクションなどの高画質化機能の搭載と、USBによる簡単接続を大きなウリとしているが、家庭用DVDレコーダーなどでも採用されている松下製MPEG-1/2エンコーダチップ「MN85572」を搭載することで、AC-3オーディオ圧縮機能をサポートしたというのも大きな注目点のひとつだ（ただし、機能を利用するためには有償アップグレードキットの追加購入が必要）。同社によれば、コンシューマ向けPC用製品でAC-3オーディオ圧縮に対応するのはこの「MTU2400」が初めてという。また、そのほかの主な仕様については、MPEG-2キャプチャ時の対応ビットレートが最大15Mbps（USB 1.1接続時は最大6Mbps程度）、最大画素数が720×480ドット、本体サイズが幅35mm×高さ150mm×奥行き228.3mmなどとなっている。 □MTU2400（http://www.canopus.co.jp/catalog/mtu2400/mtu2400_index.htm）

• 牛丼PCに続いてバーガーPCが登場、ソフマップのオリジナル
  

  外箱に牛丼のイラストを書いたりスペックの違いを「特盛」「大盛」「並盛」という3タイプで表わしたりといったユニークな販売手法で話題を呼んだソフマップのオリジナルPC「牛丼パソコン」に続き、またも同店から今度は「バーガーパソコン」という新製品が登場した。ハンバーガーのイラストが大きく描かれたポップなデザインの外箱が印象的な「バーガーパソコン」の“メニュー”は標準モデル「バーガーパソコン」（実売価格53,999円）と上位モデル「チーズバーガーパソコン」（同75,999円）の2タイプで、前者はCeleron 1GHz／メモリ128MB／HDD 40GB／CD-ROMドライブ搭載、後者はCeleron 1.70GHz／メモリ258MB／HDD 60GB／CD-R/RW＋DVD-ROMコンボドライブ搭載といったスペック。両製品ともキーボード、マウス、スピーカーが付属するほか、OSとしてWindows XP Home Editionがプリインストールされている。価格がかなり手頃とあって、「牛丼パソコン」同様に手軽に購入できる入門機やセカンドマシンなどとして重宝されそうだ。ちなみに同店によれば「チーズバーガーパソコン」はCD-R/RW＋DVD-ROMコンボドライブを搭載しているあたりが“チーズ”なのだとか。 □バーガーパソコン（http://www.sofmap.com/shop/topics/topics_02.asp?TPC_CD=2695）

• ISAスロット付きのi845G搭載Socket 478マザー登場、QDI製
  

  2月に登場したMSI製「845 Pro4（MS-6391）」以来となる久々のISAスロット搭載Socket 478マザーボード「PlatiniX 8」がQDIから発売された。販売を行なっているのは以前「845 Pro4」を扱ったUSER'S SIDE本店で、実売価格は15,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「PlatiniX 8」が搭載するチップセットはFSB 533MHzやPC2100 DDR SDRAM（DDR266）、USB 2.0をサポートするi845G。ISAスロットを搭載するマザーボードの新製品が登場すること自体珍しいのはもちろんだが、FSB 533MHzやUSB 2.0といった最近技術とレガシーインターフェイスの代表格といえそうなISAスロットが1枚のマザーボードに同居しているというのもなかなか面白い。いまやISAスロットにそれほど多くのニーズがあるとも思えないが、珍しい製品だけにコレクターズアイテムとして入手しておくのもよいかもしれない。なお、同社Webサイト上にはISAスロット非搭載モデルの製品情報が掲載されているが、基板写真ではISAスロット用の空きパターンが用意されているのが確認できる。 □PlatiniX 8（http://www.qdigrp.com/qdisite/eng/products/platinix8.htm）

• 書き込み可能な8cm CD-R対応携帯プレイヤーが近日入荷か？
  

  8cmサイズのCD-Rメディアに対応したオーディオ再生機能付きポータブルCD-Rドライブ「SAMBA」のサンプル展示がコムサテライト3号店で「購入希望者募集中」として行われている。予価は28,800円。「SAMBA」はUSB 1.1対応の外付け4倍速CD-Rドライブで、8cmサイズのCD-Rに書き込んだMP3、WMAファイルの再生機能も持つというユニークな製品。バッテリー動作や充電にも対応しており、最近のポータブルオーディオプレイヤーに比べるとややサイズは大きめだが携帯用プレイヤーとして十分利用できそうだ。ただし、同店は予約受け付けではなく「購入希望者を募集している」という状況で、希望者が20人集まった時点で製品の発注をかけるとしており、具体的な入荷日は現時点では不明だ。また、実際の価格も発注時の為替レートで多少変わる予定とのことなので、申し込みを考えている人はこれらの点を覚えておく必要がある。なお、展示中の製品はImation製パッケージのものだが、実際に入荷するのは製造元のIDSによるパッケージ品になるそうだ。 □SAMBA（http://www.infinitedatastorage.com/products_samba.cfm）

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