予告されていた通り、12日(土)に自作PCに関するイベント「MSIがやってきた!! 自作チャレンジ・イン・カクタソフマップ 2002」が開催された。開催場所はカクタソフマップ店頭で、主催はMSI正規代理店の東京エンジニアリング。
イベントは同社製のi845PE搭載Socket 478マザーボードを初めとした新製品を展示する「デモの部」(11:00~)と「PC自作実演の部」(13:00~)の2つに大きく分けられ、さらに後者については、ライター高橋敏也氏がPC自作を実演する「さくさく自作道」(13:00~14:00)、高橋氏とMSI Computer Japanの石岡氏によるトークショー「電脳対談・業界裏話の巻」(15:00~16:00)、MSI製品などが当たる「ジャンケン大会」(16:00~17:00)という3部構成で行われた。
中でも盛り上がったのは高橋氏と石岡氏によるトークショーで、MSI製品に関する裏話や最新チップセットに関する解説や情報を軽妙なギャグを交えて披露した。話題の一例を挙げると、「MSI製品の派手なパッケージにコストはどれくらいかかってるの?」「マザーボードの基板色を変えるのは難しい?」「マザーボードは基板層が多ければいいのか?」「オーバークロックと電圧の関係」「水冷ってどうよ?」「nForce2のパフォーマンスは?」「K8用マザーボードの配線の謎」など。後半には未発表チップセットを搭載した開発中のマザーボードを見せるサービスもあり、パワーユーザーを中心とする観客も満足な様子だった。
メーカー関連のイベントというと単なるデモで終わってしまうケースが多く、今回のようなエンターテイメント性を持った内容というのは珍しい。初心者からパワーユーザーまで広く満足させるには、これくらいの工夫が必要なのかもしれない。
なお、トークショーの内容については、ここで動画データを公開するので興味のある人は参照して欲しい。
【トークショー(動画)】
□MSIナショナルディストリビューター 東京エンジニアリング主催イベント
http://henry.msi-computer.jp/marketing/ten_event.html
□東京エンジニアリング
http://www.t-eng.co.jp/
| (MSI製品) |
[撮影協力:カクタソフマップ]