GeForce4 MXシリーズのラインナップ中でGeForce4 MX440とGeForce4 MX420の中間に位置する廉価版ビデオチップ「GeForce4 MX440-SE」を搭載したビデオカードが出回り始めた。発売になったのはAlbatron「MX440SE」、Leadtek「WinFast A170SE SDR T」「WinFast A170 SE DDR T」、XFX「PV-T17K-QTH6」の4モデルで、いずれもAGP対応で64MBメモリを搭載している。実売価格は7,480円~9,580円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。GeForce4 MX440-SEの主なスペックはフィルレートが10億Texels/s、ポリゴン生成数が3,100万Triangles/s、メモリ帯域幅が5.3GB/sというもので、スペック的にはGeForce4 MX440(11億Texels/s/3,400万Triangles/s/6.4GB/s)とGeForce4 MX420(10億Texels/s/3,100万Triangles/s/2.7GB/s)の中間にあたる。これらは新製品ということもあり、現時点ではGeForce4 MX440搭載カードとの価格差がそれほどないのが惜しいところだが、今後価格がこなれていけばコストパフォーマンス重視派の新たな選択肢となりそうだ。
□Albatron(http://www.albatron.com.tw/)
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