先々週に初のFSB 333MHz対応Athlon XPとしてバルク品でデビューを果たし、高価ながらパワーユーザーを中心に人気を集めている2700+と2600+の両モデルだが、今週はその2600+モデルのリテールパッケージ品が発売となった。実売価格は40,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「XP」のロゴが大きく書かれたグリーン基調のパッケージデザインなどに変化は見られないが、パッケージ表面に貼られているモデルナンバーや動作クロックなどが表示されたラベルに「With 333 MHZ Front Side Bus」と目立つように記されているのは、従来モデルにはないFSB 333MHz版ならではの特徴だ。2600+モデルはFSB 266MHz版も近くデビューするものと見られているが、これだけはっきりとした表示がなされていればFSB 266MHz版のリテールパッケージ品が登場してもFSB 333MHzと間違えるというようなことはまずなさそうだ。従来モデルに比べて割高感があるのは相変わらずだが、リテールパッケージ品の登場により入手性が高くなることで、FSB 333MHz版Athlon XPの普及が一層進むことになりそうだ。
□Athlon XP(http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_1274_3734,00.html)
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