【 2002年12月28日号 】
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• MTV800HXをハードウェアエンコード対応にする「GME500」発売
  

  カノープス製TVキャプチャカードの新モデル「MTV800HX」のオプション製品としてアナウンスされていた機能追加モジュール「GME500」が販売スタートとなった。実売価格は19,570円～21,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「GME500」は、ハードウェアエンコードタイプの上位モデル「MTV1200HX」に装着されていたMPEGエンコーダとゴースト軽減機能を搭載したドータカードの単体モデル。ソフトウェアエンコードタイプの「MTV800HX」にこの「GME500」を追加することで、「MTV1200HX」相当に機能をグレードアップすることが可能だ。予算の都合で「MTV800HX」を買ったが後になってゴースト軽減機能も利用したくなった、といった人には待望の製品登場だろう。ただし、「MTV800HX」と「GME500」をまとめて購入すると「MTV1200HX」より若干値段は高くなるので、予算に余裕のある人は最初から「MTV1200HX」を入手するのがベターだ。 □GME500（http://www.canopus.co.jp/catalog/mtv-op/gme500_index.htm）

• 226Wも消費する強力ペルチェ内蔵CPUクーラーの予約受付開始
  

  動作時になんと226Wもの電力が必要になるというSwiftech製Socket A用ペルチェ内蔵CPUクーラー「MCX462+T」の予約受け付けがCUSTOMでスタートした。予価は17,800円。対応可能な熱量が最大85Wという非常に高い冷却能力を持つこの製品は、それだけに電源ユニットに対する要求もシビアで、同社では25A/12Vの出力が可能な「Meanwell S320-12」という専用電源の利用を推奨している。ATX電源ユニットを利用する場合は最低でも28A/12Vの出力が必要になるほか、電源ケーブルの末端がコネクタ化されていないためユーザー自身が加工しなくてはならないなど、非常に敷居の高い、まさに上級者向けといえる製品となっている。だが、CPUのオーバークロックには目がないといったユーザーにとっては要注目の製品であることは確かだろう。なお、製品の発注はある程度の予約数がまとまってから行うため、入荷は2003年1月下旬から2月上旬になる予定としている。 □MCX462+T（http://www.swiftnets.com/products/mcx462plusT.asp）

• 巨大ヒートシンク付きGeForce4 Ti4200カードがAGP 8X対応に
  

  巨大なヒートシンクを採用することでファンレスを実現したSIGMACOM製GeForce4 Ti4200搭載ビデオカード「SVTi4200-128HS」を覚えている人も多いと思うが、今週はそのファンレスビデオカードのGeForce4 Ti 4200 with AGP 8X搭載した新モデル「SVTI42008xHS」が登場している。もちろん、AGP 8X対応ビデオカードでファンレスを実現したのはこの製品が初めてだ。実売価格は24,800円～26,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。基板の両面にZalman製の巨大ヒートシンクを搭載するというド派手なルックスは「SVTi4200-128HS」と同様。隣接するPCIスロットのスペースを占有してしまうというデメリットも当然そのままだが、AGP 8Xに対応したことでパフォーマンス重視のユーザーからも注目を集めそうだ。なお、販売元は「SVTi4200-128HS」と同様にエムシージェイが担当している。 □SIGMACOM（http://www.sigmam.com/Jpn/）

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