基板サイズを小さくするためにスペックがかなり制限されており、DIMMスロット(SDR DIMM対応/最大メモリ256MB)は1本、IDEコネクタも1個、そしてFDDコネクタは省略されている。また、チップセットの仕様が古いため、USB 2.0やUltra ATA/100には対応していないのも制限となる。対応メモリはPC100までだが、CPUの対応範囲は広くFSB 100/133MHzのCoppermine/Tualatin版Celeron/Pentium IIIに対応しているという。

　なお、TV出力機能付きの姉妹モデル「I810TV」も存在するとされているが、「入荷予定は特にない」（コムサテライト3号店）とのこと。

　現在販売されているMini-ITX版マザーボードは、CPUオンボードのEPIA/-Mシリーズがほとんどで、CPUソケット付きのものは少数派。該当する製品としてはFREETECH P6F216/P6F135/P6F209やShuttle FE22などが存在するが、最近では一部のFREETECH製品が少数店頭販売されているのみとなっている。

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[撮影協力:コムサテライト3号店とSuperCOM]