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【3万円台】 | 【SD-R6012】 |
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【インターフェイス部】 | 【全体】 |
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【変換アダプタ】 | 【添付ソフト】 |
スリムタイプとしては初となるDVD-R/RWドライブ「SD-R6012」がついに登場した。スリムタイプのDVD-R/RWドライブを搭載するノートPCはすでに発売されているが、ドライブ単品での販売が行われるのは今回が初めてだ。
販売されているのはオウルテックによる白箱入りパッケージ品「SD-R6012/B」などで、実売価格は33,800円~35,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●DVD-R/RWとCD-R/RWに書き込み可能
「SD-R6012」の主なスペックは、本体サイズが高さ12.7×幅128×奥行126.1mm、書き込み速度がDVD-R、DVD-RWともに1倍速、CD-Rが最大16倍速、CD-RWが最大10倍速で、DVDメディアへの書き込み速度は最新の4倍対応DVD-R/RWドライブに比べれば遅いが、ドライブ本体が小型PCでも利用できるスリムタイプなのは何よりのメリットだ。価格が手頃なのも大きな魅力といえるだろう。
そのほかのスペックは、接続インターフェイスがIDE、読み出し速度がDVD-ROM最大6倍速、CD-ROM最大24倍速、バッファ容量が2MB、本体重量が200gなど。なお、オウルテック経由で出回っているものについては、パッケージに「Drag'n Drop CD」「PowerDVD」「SimpleBackup」といったソフトウェアとIDEコネクタ変換用基板が同梱されているが、中には別の流通経路の製品もあり、こちらは付属品が「Drag'n Drop CD」のみとなっているので要注意。
●小型PCブーム加速か?
「SD-R6012」の登場により、内部スペースに余裕のないブックサイズケースなどでもDVD-R/RWドライブの搭載が可能となった。
書き込み速度がDVD-R、DVD-RWともに1倍速なのは速度的に物足りなさを感じるかもしれないが、現時点では唯一のスリムタイプDVD-R/RWドライブとなるだけに、小型PCマニアにとっては要注目のアイテムであることは間違いない。
□SD-R6012(東芝)
http://www3.toshiba.co.jp/storage/japanese/spec/dvd_r_rw/sdr6012j.htm
http://www3.toshiba.co.jp/storage/japanese/topicj19.htm
□SD-R6012/B(オウルテック)
http://www.owltech.co.jp/web/site/products/drive/sd-r6012/sd-r6012.html
□ニュースリリース(Toshiba America)
http://www.toshiba.com/taissdd/news/press51.shtml
| (東芝 SD-R6012) |
[撮影協力:BLESS秋葉原本店と高速電脳]