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【パッケージ】 | 【GA-SINXP1394】 |
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【I/Oパネル】 | 【IEEE-1394カード】 |
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【Dual DDR400?】 | 【日本初展示中】 |
DDR333メモリによるデュアルチャネルインターフェイスを初めてサポートするPentium 4用チップセットとして期待されているSiS655を搭載したGIGABYTE製Socket 478マザーボード「GA-SINXP1394」の展示がTSUKUMO eX.で始まった。
展示は今週末のみ行われる予定で、発売予定時期は2月上旬。予価は2万円台中盤という。
●E7205のSiSバージョン?
デュアルチャネルDDRメモリインターフェイスのほか、Hyper-ThreadingテクノロジやAGP 8XをサポートするSiS655は、いわばIntel製最新チップセットE7205のSiSバージョンといったところ。ただ、メモリはE7205のDDR266を上回るDDR333をサポートするのが大きな注目点だ。サウスブリッジは、Ultra ATA/133やUSB 2.0、IEEE-1394などをサポートするSiS963で、ノースブリッジ-サウスブリッジ間はMuTIOL 1Gテクノロジで接続される。
今回展示されたGIGABYTEの「GA-SINXP1394」は、すでに登場している同社製E7205チップセット搭載Socket 478マザーボード「GA-8INXP」と同じく、大型VRM「DPS(Dual Power System)」を採用しているのが目を惹く。基板上のPCIスロット同士の間に用意されたコネクタに接続して使う専用のIEEE-1394インターフェイス用カードが付属するのも特徴のひとつだ。なお、同店によれば、展示中のカードにはブラケットがないが製品版にはブラケット付きのものが同梱されるとのこと。
●安価なのが魅力
そのほか、同社推奨メモリのみという制限付きながら、独自にDDR400メモリによるデュアルチャネルインターフェイスをサポートしている点も見逃せない。具体的な実現方法や対応メモリなどは明記されていないが、パフォーマンス重視のパワーユーザーは要チェックといえるだろう。
ほとんどの製品が3万円前後で出回っているE7205搭載マザーボードに比べて安価で登場しそうなのも「GA-SINXP1394」の魅力的だ。流通量次第では、入手困難な状態が続いているE7205搭載製品を尻目に、デュアルチャネルDDR対応Pentium 4マザーボードの人気モデルとなるかもしれない。
□Gigabyte Technology
http://www.gigabyte.co.jp/
□SiS655(Silicon Integrated Systems)
http://www.sis.com/products/chipsets/oa/pentium4/655.htm
| (GIGABYTE GA-SINXP1394) |
[撮影協力:TSUKUMO eX.]