サウスブリッジにATI製のIXP 250を採用したLITE-ON製Sokcet 478マザーボード「NA500」のサンプル品の展示がアルファで行われている。
IXPはATIのVGA機能統合型チップセットRADEON IGP用のサウスブリッジで、ラインナップとしては上位モデルのIXP 250と下位モデルのIXP 200の2種類がある。RADEON IGP搭載マザーボードはこれまでにもいくつか発売されているが、それらはVIAやALiといったサードパーティ製のサウスブリッジを採用しており、IXPを採用したマザーボードが登場するのは意外にも今回が初めてだ。
ただ、RADEON IGPとIXPが発表されたのは2002年3月と古く、IXPが搭載するUSB 2.0やLAN、S/PDIF出力対応サウンドといった機能は今ではそれほど珍しいものではなくなっている。また、マニュアルなどが一切ないため「NA500」のノースブリッジをはじめとした詳細仕様は不明だ。サンプル品ではAGP×1、PCI×5、CNR×1、DDR SDRAM対応DIMM×2といったスロットや、I/Oパネル部にコネクタがVGA、USB×4、LAN、サウンドなどのコネクタを搭載しているのが確認できた。
ただし、同店では入荷時期や価格については未定としている。
□LITE-ON IT
http://www.liteonit.com.tw/
| (LITE-ON NA500) |
[撮影協力:アルファ]