ハイテックシステム製のファンレス小型PCシリーズ「MicroPC」から、CPUに667MHz駆動のESP6000を搭載した上位モデル「EES-3610」が登場した。実売価格は52,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「EES-3610」の大きな特徴は、既存モデル「EES-3412」のGeode GX1 300MHzよりも高いパフォーマンスが期待できる667MHz駆動のESP6000を搭載(マザーボードはEvalue製「ECM-3610」)する点で、放熱効果のある筐体カバーをチップセットやCPUのヒートシンクと接触させることによりファンレスでの動作も実現している。ただし、逆にケースを開けたままでの運用では熱暴走するとの注意書きもあるので要注意。筐体サイズは高さ68×幅223×奥行き153mmと、「EES-3412」よりも若干大型化したものの十分コンパクトなレベルだ。VGA、サウンド、LAN×2、USB×2、シリアル×2、パラレル、PS/2、CFカードスロットなどといった豊富なインターフェイスを装備するのも既存モデル同様となっている。付属品は、PS/2分岐ケーブル、ACアダプタ、44ピンIDEケーブルなど。動作させるには、SO-DIMM(最大512MBまで)と2.5インチ/9.5mm厚HDD(CFカードスロットにコンパクトフラッシュなどを装着することで代用可)が別途必要だ。
□EES-3610(http://www.hightech.co.jp/hardwere/ees-3610.html)
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