搭載マザーボードはShuttleと共同開発したという17cm×19cmの新モデル「FB54」で、チップセットはi845GE。TV出力付きのVGAや5.1ch対応サウンド、IEEE-1394、LANインターフェイスなどのオンボードデバイスも搭載している。拡張スロットはPCI×1＋DDR DIMM×2。

　ラインナップはカラー別に計7モデルで、そのうちのホワイトパールマイカとシルバーメタリック、ブラック、グランブルーメタリック、グランルージュメタリックの5色が店頭発売されている。

　この製品が属する「Pandora」シリーズは初代モデルなどが「完全な立方体」だったものの、その後のモデルは「ほぼ立方体」とでも言えるような微妙な寸法に変更されていた。

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[撮影協力:ツクモParts王国とTSUKUMO eX.]

　採用している筐体は、拡張スロットが1本のみのキューブ系最小クラス。このクラスの他製品はPCIスロット1本を搭載しているのが一般的だが、この製品ではPCIスロットを排し、代わりにAGPスロットを搭載している。「キューブPC業界最大」（Iwill）の220W電源を搭載していることも特徴。

　オンボードデバイスはVGA、サウンド、LANなどで、メモリスロットはDDR DIMM×1。FDD用の3.5インチベイは用意されておらず、FDD用コネクタも実装されていない。対応CPUはPentium 4 3.06GHzなど。

　　ラインナップはシルバーモデルとブラックモデルの2タイプ。

　Iwillでは同サイズ/デザイン違いの筐体を採用したi845GVチップセット搭載モデル「XP4」も販売中。こちらはAGPスロットの代わりにPCIスロットを搭載しており、電源容量も150Wにとどまっている。

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【3月22日】XP4(黒色モデル)(今週見つけた新製品)
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[撮影協力:コムサテライト3号店とTSUKUMO eX.]

　基本機能は従来モデルとほぼ同じで、VGAや5.1ch対応サウンド機能、LAN、IEEE-1394インターフェイスといったオンボードデバイスやAGP×1＋PCI×1、DDR DIMM×2といった拡張スロット構成もほぼ同じ。マザーボードの基板リビジョンは従来より新しい「V2.0」。

　　Shuttleでの型番は「SS51G」のままで、外箱も「Hyper-Threading」マークが付いている以外は同じだそうで、販売しているコムサテライト3号店では区別しやすいように「SS51G-HT」という独自の型番を付けている。

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[撮影協力:コムサテライト3号店]

　搭載マザーボードは同社P8F153GVT(i845GV)で、VGA(TV出力付き)、サウンド、LANなどをオンボード搭載している。

　電源はファンレスACアダプタ(17V/6.5A)だが、ケース自体と付属CPUクーラーにはファンがついている。

　ドライブベイは薄型CD-ROM×1と3.5インチHDD×1などで、薄型CD-ROM付属モデルも同時発売されている。

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【1月11日】P8F153GVT(今週見つけた新製品)
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[撮影協力:コムサテライト3号店]