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【 2003年4月26日号 】
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その他のニュース
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- GeForce FX 5600搭載カードが各社から続々とデビュー
先週、Jatonの製品が第1弾として発売になったGeForce FX 5600搭載カードだが、今週は6モデルの新製品が登場、先週に比べ入手性も格段によくなっている。販売されているのはASUS「V9560/TD/N/128M/A(C116B)」(実売価格21,770円~26,799円)、Leadtek「WinFast A310 TD MyViVO」(同24,800円~29,800円)、SPARKLE「SP8831DV/128MB DDR」(同23,334円~24,800円)、玄人志向「GFX5600-A128X」(同21,780円~22,799円)、InnoVISION「FX5600-8X W/128MB CRT DVI TV」(同19,980円~21,800円)、InnoVISION「FX5600-8X W/128MB CRT DVI TV+Video-In」(同21,580円~24,800円)の6製品。いずれも先週発売されたJaton「3DFORCE FX-5600」と同じ128MBのDDRメモリを搭載する製品だが、「3DFORCE FX-5600」の発売時価格(33,800円~39,800円)に比べ、大幅に値を下げて登場しているのが注目されるところだ(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。一番の注目株は現時点で最安値の玄人志向「GFX5600-A128X」で、最安でありながらコネクタはDVI出力のほかテレビ入出力も備えており、価格と機能のどちらの面においても魅力的な製品といえるだろう。なお、「3DFORCE FX-5600」は多くののショップですでに売り切れとなっている。
□GeForce FX 5600(http://www.nvidia.com/view.asp?PAGE=fx_5600)
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- GeForce4 Ti4200搭載でLowProfile対応のビデオカード発売
パフォーマンス重視の小型PCユーザーには注目の製品となりそうな、GeForce4 Ti 4200 with AGP 8Xを搭載した初のLowProfileサイズ対応ビデオカード「GLADIAC 628LP(GD628-64ARLP)」がエルザ ジャパンから発売となった。実売価格は19,900円~21,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「GLADIAC 628LP」の主な仕様はビデオメモリが64MBのDDR SDRAM(3.3ns)、出力コネクタがDVI-I、テレビで、付属のDVI-VGA変換コネクタによりVGA出力も利用可能だ。ただし、基板サイズは長さ186×幅65mmと若干長さがあり、同社ではスリムタイプケースの一部ではドライブ等と干渉して装着できない場合があるとしているので、事前にケース内部の奥行きに余裕があるかどうか、確認しておいたほうがよいだろう。また、チップクーラーはファン搭載タイプだが、同社では低回転のボールベアリングファン採用によりノイズレベルを低減できたとしている。ファンレスではないものの、静粛性もある程度は期待してよさそうだ。
□GLADIAC 628LP(http://www.elsa-jp.co.jp/product/ch/gladiac628lp/gladiac628lp_64.htm) |
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- Pentium 4対応のACアダプタ化キットがファンレスで新登場
単品で入手可能なATX12V対応のACアダプタ電源では初となるファンレスタイプの製品「IS-003」がシステムプロダクトから登場した。実売価格は17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「IS-003」は、2002年12月に登場したファン搭載タイプの「IS002」と同じく、ACアダプタ本体とシールド板付きの電源変換基板、各パーツ用の電源コネクタなどがセットになった電源キット。ACアダプタの電源容量は110W(ACアダプタ本体の表記は17.2V/6.5A)と「IS002」の125Wより減ってしまったものの、それよりもファンレスになったことを喜ぶ自作ユーザーのほうが多いだろう。また、今回の製品は、動作確認が取れたパーツの組み合わせ例がパッケージに記載されているのも特徴のひとつ。初めてACアダプタを使って静音PCを組むという人にはよい参考になるはずだ。なお、動作確認済みのパーツとしては、Pentium 4 2.4GHz、GeForce2 MX400搭載ビデオカード(AGP、32MB)、Maxtor 4K080K4(80GB HDD)、NEC DV5800(DVD-ROMドライブ)などを挙げている。
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- ASUS WORLDの日本語版が創刊、ASUSの読み方解説もあり
i875Pやi865シリーズといった未発表チップセットを搭載した製品の情報を掲載するなど話題になることの多いASUSの月刊製品カタログ「ASUS WORLD」だが、ついに日本語版が創刊になり、各ショップでの配布が始まっている。従来の英語版同様、日本語版も基本的には同社の製品を紹介するプロダクトガイドの役割を果たすものだが(本誌にも未発表チップセットのSpringdaleシリーズを搭載したマザーボード「P4P800」シリーズの製品情報が掲載されている)、ライターの高橋敏也氏や鈴木雅暢氏を起用した「ラクラク自作入門塾」「ASUSテクニカルガイド」といった日本語版オリジナルの特別企画コーナーもあり、なかなか読み応えのある内容となっている。表紙もパッと見は一般のPC関連誌のような印象だ。ちなみに、「アスーステック東京事務局から」というコーナーでは「ASUS」の名前の由来や読み方について触れられている。それによると「アサス」「エイサス」「アスス」などどれでもオーケーだが、日本法人の登録名称は「アスース」なので一応覚えておいてほしい、そうだ。
□ASUSTeK Computer(http://www.asus.co.jp/)
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- 見た目重視の小型USBフラッシュメモリ発売、てんとう虫型
先週ツクモパソコン本店IIでサンプルが展示されていたパワーグローバルインデックスのてんとう虫型フラッシュメモリ「FLYING DRIVE(QFD-128)」が複数ショップに入荷、販売がスタートした。実売価格は5,879円~5,880円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。金色のてんとう虫の形をしている「FLYING DRIVE」は、スティック状のシンプルな製品が多くを占めるUSBフラッシュメモリでは異色の存在。見た目はもちろんだが、羽の部分を左右に開くと内部からUSB接続ケーブルが引き出せるというちょっとしたギミックもなかなかユニークだ。サイズは46×32×17mm、重量は27gと十分に小型軽量で、また頭の部分には持ち運びに便利なストラップ用ホールも付いている。形がユニークとはいえ手軽に持ち歩けるという使い勝手のよさは、一般的なUSBフラッシュメモリとほとんど変わらないといっていいだろう。その他の主な仕様は、インターフェイスがUSB 1.1、容量が128MB、対応OSがWindows XP/2000/Me/98SE他(Windows 98SEでは付属ドライバのインストールが必要)。付属品はセットアップCD-ROM(8cmサイズ)、USB延長ケーブルなど。
□FLYING DRIVE(http://www.pg-index.com/fd.html)
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- 仮面ライダーの次はウルトラマンの顔、新型ヒーローマウス
2002年年8月に登場したメディアウエストの「仮面ライダーマウス」を覚えている人も多いと思うが、今週はこれに続く同社の「ヒーローマウス」の新シリーズ「ウルトラマンマウス」が発売となった。モデルは「ウルトラマンマウス」「ウルトラセブンマウス」の2種類で、実売価格は各2,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。今回の製品も「仮面ライダーマウス」同様、ウルトラマン、ウルトラセブンの顔をかたどったカバーを普通のマウスに被せただけという構造自体は非常に単純なものだが、この手のアイテムは構造や使いやすさよりもバリエーションの豊富さが重要。「ヒーローマウス」シリーズのコレクターにとっては待望の新作登場といったところだろう。生産数は各モデルとも1,000個となっているので、購入は早めがよさそうだ。なお、マウスの主な仕様はインターフェイスがUSB、分解能が420dpi、ボタン数が2、対応OSがWindows 95/98/2000/ME/NT/XPとなっている。
□ウルトラマンマウス(http://www.media-west.jp/collection.htm)
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- LAOX THE DIGITAL館跡地にパチンコ店も、複合型ビルへ
LAOX THE DIGITAL館が閉店したあとのビルは、どうやらエンターテイメント系を中心とする複合型テナントビルとして生まれ変わるようだ。1月に同店が閉店したあとトゥモロービルという名で改装工事が進み、3月には和食レストラン「ゴハン」が5Fにオープンするとの予告が出て話題になったが、その後は6Fに「NIJYU-MARU」、7Fに「甘太郎」、8Fに「北海道」というレストランが入り、5Fより上はすべて飲食店で占められる格好になった。そして、今週に入ってからは1Fに「BIG APPLE」というパチンコ店の看板がとりつけられ、急ピッチで改装工事が進みはじめている。パチンコ店のフロア構成はまだ不明だが、空いている1F~4Fのうち複数のフロアを使うものとみられる。アキバの電気街方面のパチンコ店というと、4年前にオープンした「P-Festa」があるが、これに続いて2店目のパチンコ店となる。アキバの空きビル利用は、これまでは同人誌やアニメ系のショップが一棟借りするケースばかりが目立っていたが、パチンコと飲食店の複合型というコンセプトでの再生はアキバでは初めての例になる。 |
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