この特殊コネクタはDVI-D信号のほかにUSBやサウンド、電源なども集約した構造だが、このアダプタはそれらも利用できるようにUSB入力やサウンド入力、電源入力を備えており、電源をPCケース内から引き回すためのケーブル/ブラケット類も付属している。

　なお、この特殊コネクタには微妙に形状が異なるタイプがあるそうで、外箱には対応コネクタと非対応コネクタの図も記載されている。

　発売元は玄人志向ブランドで、同ブランド中でも上級者向けとされている「キワモノシリーズ」に属している。

　こうした特殊コネクタに対応した製品としてはアイ・オー・データのビデオカード「GA-NF30/PCI」が昨年2月に発売されている。

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[撮影協力:SuperCOMとカクタ ソフマップ]

　切り替え操作はWindows上の専用ソフトで行う仕組みで、タスクトレイ上のアイコンで切り替えの可否などを表示する。具体的には「赤＝他のPCがデータ転送中なので切り替え不可」「黄＝切り替え可能」「青＝そのPCで使用中」を示すという。手動切り替え用の物理的なボタンなどはついていない。

　ラインナップはPC2台用のUSS-W2BSVとPC4台用のUSS-W4BSVの2種類。

[撮影協力:SuperCOM]

　「使いたいUSB機器を含めてACアダプタが不要」（システムトークス）なことをウリとしており、ハブがバスパワーで動くだけでなく、ハブに接続したHDDやMOなどもバスパワーで動作するという。

　この「ACアダプタレス」は、ACアダプタの代わりに付属の電源補助ケーブル(USB接続)を使うことで実現するもの。使用時には信号用USBコネクタと電力用USBコネクタの2ポートを占有するかたちになるが、同社製のPCI型USB 2.0カードと併用する場合は信号用コネクタのみでも大丈夫だそうだ。

　ハブ自体も高効率に作ってあるそうで、外箱には他製品との比較グラフもついている。

　システムトークスによると、「2台の外付けHDDをハブに直結し、バスパワーのみでファイルコピーすることもできた」（システムトークス）という。ただし、「実際の動作は環境によって異なるので保証外」（同）とも告知している。

[撮影協力:SuperCOM]

[撮影協力:OVERTOP]

　Iwillはマザーボードメーカーとして有名だが、最近になってこうした周辺機器もいくつか発売している。

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[撮影協力:LAOX PC・DO SHOP]

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[撮影協力:CUSTOM]