DVカメラと接続することで動画データを直接ファイルで記録できるというIEEE 1394接続のポータブルHDD「CiTiDISK DV」がShining Technologyから登場、コムサテライト3号店で受注扱いによる販売がスタートしている。納期は約1週間。実売価格は60GBモデルが83,800円、40GBモデルが75,800円、20GBモデルが67,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「CiTiDISK DV」の特徴はDVストリームの直接記録に対応している点。これまでDVカメラの動画データをPCに取り込むには、記録したテープを再生し、撮影時間と同じ時間を使ってDV(IEEE 1394)インターフェイス経由でキャプチャ作業をしなければならなかったが、これを使えばHDDに直接ファイルで記録されるため、そのままDVカメラからPCにつなぎかえるだけで、すぐに動画ファイルがPC上で扱えるというわけだ。ただし、具体的にどんなファイルフォーマット(.AVIなど)で記録されるのかは不明。
本体サイズは縦136×横77×厚さ24mmと非常にコンパクト、重量もバッテリーとHDD込みで250gと軽く、キャリングポーチも付属しており携帯性は十分。電源は充電式バッテリを内蔵し、最大80分間の動作が可能だ。また、付属ACアダプタのほかバスパワーによる駆動や充電に対応している。
なお、同店にDVカメラを持ち込めば「CiTiDISK DV」と組み合わせての動作チェックを行ってくれるので、購入を考えている人は利用するとよいだろう。ちなみに同店によれば「DVカメラは電源が入っていれば常に画像をDVに流すタイプと録画中のみ画像をDVに流すタイプがあるが、どのカメラがどちらのタイプなのかについては不明」「HDDのフォーマットはFAT形式」とのことだ。
□CiTiDISK DV(アスク/Shining Technology)
http://www.ask-corp.co.jp/shining/products/cdv.htm
http://www.shining.com/products/totalsolution/citidisk_dv/
| (Shining CiTiDISK DV) |
[撮影協力:コムサテライト3号店]