【 2003年6月28日号 】
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• LowProfileで初のRADEON 9600搭載ビデオカードが発売に
  

  RADEON 9600搭載ビデオカードでは初のLowProfileサイズ対応製品となる「3D Blaster 5 RX9600 AGP 128MB DDR」がCreativeから発売となった。実売価格は15,480円～21,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「3D Blaster 5 RX9600 AGP 128MB DDR」は着脱可能なVGAコネクタの採用によりLowProfileサイズ対応を実現したビデオメモリ容量128MBのビデオカード。出力コネクタはVGA、DVI-I、テレビで、付属のLowProfileサイズブラケットに交換する際は、基板からVGAコネクタのフラットケーブルを外す必要があるが、DVI-I－VGA変換アダプタが付属しているのでアナログディスプレイのユーザーでも使用可能だ。また、冷却システムはヒートシンクのみのファンレス仕様で、静音性を重視する人も要チェックの製品といえるだろう。 □3D Blaster 5 RX9600 AGP 128MB DDR（http://japan.creative.com/products/graphics/rx96/welcome.asp）

• 立ち作業用のユニークなキャスター付きPCスタンドが登場
  

  立った状態での作業に最適という一風変わったMODERNSOLID製PCラック「PA-21」がウィンテクノから発売された。実売価格は31,950円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。ぷらっとホームで販売中だ。店頭在庫はなく受注扱いで、納期は2週間としている。「PA-21」は液晶ディスプレイとPC本体が固定できる高さ180cmのコンパクトな簡易PCラック。キャスター付きの台と一本の支柱がメインのスタイルは、一見する単なるハンガー立てのようだ。支柱の中ほどの位置にキーボードとマウスが置ける台を備えており、立った状態でPCが使えるのが特徴。キャスター付きで移動も簡単に行なえる。デスクタイプのPCラックに比べて場所を取らないので、せまい場所などでも重宝しそうだ。また、座り作業に適した高さ135cmの「PA-22」もある。こちらの実売価格は31,050円（納期は「PA-21」と同じ）。 □PA-21/PA-22（http://www.wintechno.co.jp/arm/move/move.html）

• 2組のVGA/キーボードで1台のPCを使う“逆切替器”が発売
  

  2組のディスプレイ/キーボード/マウスで1台のPCを切り替えて使えるという、ユニークなBelkin製切り替え器「F1D201」の販売が始まった。実売価格は13,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。販売しているのはぷらっとホーム。ただし保証はなく、店頭在庫も1個のみで「好評なら再入荷するかもしれない」としている。複数台のPCを1組のディスプレイ/キーボード/マウスで使うというのが一般的なPC切り替え器だが、この「F1D201」はその“逆”で、1台のPCを2組のディスプレイ/キーボード/マウスで使うという、ちょっと変わった仕様になっている。同社は「2人で1台のPCを共有するのに便利」とうたっているものの、あくまで切り替え器なので2人で同時に使用することはもちろんできない。少し離れた2つの場所からかわるがわる操作するのに便利かもしれない。 □F1D201（http://catalog.belkin.com/IWCatProductPage.process?Merchant_Id=&Section_Id=56&pcount=&Product_Id=87647）

• 腕時計型USBメモリに64MBモデルと黒色モデルが追加
  

  製品コンセプトのユニークさで人気を呼んでいるアナログ腕時計型USBフラッシュメモリ「MEGA MEMORY WATCH」に、今週はメモリ容量64MBモデルと黒色モデルが新たに登場した。実売価格は青、黒の各モデルとも64MBモデルが6,480円、128MBモデルが7,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。先週登場したのは青色の128MBモデルの1種類のみだったが、これでバリエーションが一気に広がった。64MBモデルはスペック的には下位となるが、価格は128MBモデルに比べ手頃。少しでも安いほうがいいという人には狙い目といえるだろう。ただし、日本トラストテクノロジーが発売する日本語版の製品は先週の128MBモデルの青だけで、今回の製品は並行輸入品となっている。 □MEGA MEMORY WATCH（http://www.jtt.ne.jp/products/pc/mmw/）

• 中の水流が見える？上半分が透明な水冷ヘッド「MAZE3」
  

  透明素材を用いて中身を見えるようにしたというユニークなCPU用水冷ヘッド「MAZE3」がDanger Denなるメーカーから登場、USER'S SIDE本店で販売が始まった。実売価格は口径「1/2"」タイプのSocket A用が7,980円）、同Socket 478用（8,480円）、口径「3/8"」タイプのSocket 478用が8,480円（詳細は「今週見つけ新製品」参照のこと）。一般的な水冷ヘッドは全体が不透明の金属などで覆われているが、この「MAZE3」は上部に透明素材（同店によるとアクリル製とのこと）を用いており、内部の循環路が見えるようになっているのが特徴。以前同店で販売された「Neon Water Color」を利用し、着色した冷却液を循環させたり、LEDなどの光り物パーツで照らしたりすれば、ちょっとした装飾アクセサリとして使えそうだ。アクセサリとしてはかなり地味な存在といえるかもしれないが、水冷キットのユーザーにとっては気になる製品だろう。 □MAZE3（http://www.dangerden.com/mall/blocks/maze3.asp）

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