AGPスロットを搭載した初のOpteron用マザーボード。メーカーはRIOWORKS。 既に実績があるAMD製I/Oハブチップ「AMD-8111」と、今回初登場のAGPコントローラチップ「AMD-8151」を組み合わせた製品で、これまでのOpeteron用マザーボードが搭載していたPCI-XコントローラチップのAMD-8131は搭載せず、5本のPCIスロットは全て32bit/33MHz対応となっている。 オンボードデバイスは6chサウンドと1000Badr-T LANで、メモリスロットはDDR DIMM×4。Dual CPUに対応しているのは他製品と同じ。マザーボードサイズがOpteron対応品では初めて通常ATXサイズになっているのも特徴だが、電源にはEPS12V対応品が必要なので注意が必要。 また、DIMMスロットが2箇所に分散配置されていたこれまでのOpteronマザーボードと異なり、4本のDIMMスロットが一箇所に集中配置されているのも特徴。これは、レイアウトや配線パターンなどから「2つ目のCPU側にメモリスロットが用意されていない」という設計とも推測されるが、マニュアルには特に関連する記載は見られない。 姉妹モデルにはSerial ATAとIEEE 1394を追加搭載した上位モデル「HDAMB」もラインナップされており、一部ショップでは「7月下旬入荷予定」(ぷらっとホーム)と「予価49,700円」(フェイス)と告知している。 □関連記事 【4月26日】Opteronの店頭販売がスタート、マザーボードも発売に http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030426/opteron.html
[撮影協力:高速電脳とぷらっとホームとUSER'S SIDE本店とフェイス]
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