【 2003年8月9日号 】
	Mini-ITX対応で最小のPCケースが登場、電源はACアダプタ

　筐体の幅がわずか209mmという非常に小型のMini-ITX対応PCケース「Cubid 3688」がMOREXから登場した。カラーはシルバーとブラックの2種類で、実売価格は各10,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　Mini-ITX対応の小型PCケースはこれまでにも多数登場しているが、「Cubid 3688」は筐体サイズが 高さ65×幅209×奥行き257mm（実測値）という現時点で最小の製品。片手で持てるほどコンパクトな筐体で、小型PCマニアの人気を集めそうだ。フロントには透明アクリルパネルを装備するなど、ルックス面にも配慮がなされている。

　HDDは2.5インチサイズのみ、光学ドライブはスリムタイプのみが搭載可能で、PCIカード用の拡張スロットは用意されていない。小型筐体ゆえに拡張性やドライブ機器選択の自由度が犠牲になっている感も若干あるが、コンパクトさを追求するマニアにとっては大きな問題とはならないかもしれない。

　電源は付属のファンレスACアダプタ（60W）で、そのほかHDD用接続ケーブル、光学ドライブ用インターフェイス変換アダプタなどが付属している。

□Cubid 3688（Procase/MOREX）
http://www.procase.com.tw/3688.htm

（MOREX Cubid 3688）

[撮影協力:PC・SHOP Wakamatsu とコムサテライト3号店]

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