【 2003年9月6日号 】
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• GeFoce FX 5900SE搭載ビデオカードがASUSから登場
  

  未発表の「GeForce FX 5900SE」ビデオチップを搭載するとして先々週一部ショップで展示されていたASUS製ビデオカードの販売がスタートした。製品名は「V9950SE/TD/N/128M」で、実売価格は37,770円～41,799円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「GeForce FX 5900SE」は3日(水)時点ではまだ発表されておらず、公式な仕様は不明だが、販売ショップの高速電脳はWebサイトにクロック仕様をコア400MHz/メモリ700MHzとして掲載している。同社製GeForce FX 5900搭載ビデオカード「V9950」の仕様がコア400MHz/メモリ850MHzとなっていることから、「GeForce FX 5900SE」の位置付けはGeForce FX 5900の下位モデルと見てよさそうだ。性能は「V9950」にやや劣ると見られる「V9950SE TD」だが、クーリングファンが「V9950」の2基から1基に減っていることから動作音の低下が期待でき、静粛性にこだわる人なら要チェックの製品だろう。主な仕様は、ビデオメモリが128MBのDDRタイプ、出力コネクタがVGA、DVI-I、テレビ。なお、外箱やマニュアルに記載のビデオチップ名は「GeForce FX 5900」となっており、見る限りでは“SE”付きの名称は確認できなかった。 □ASUSTeK Computer（http://www.asus.com/）

• 64bit PCI版のParheliaが展示中、医療用で販売予定なし
  

  64bit PCIに対応するMatrox製ビデオカード「MED2mp Series」の展示が3日(水)にオープンしたショップのファナティック東京店（ブロックE2-[f2]）で実施されている。「MED2mp Series」を含むMatroxの「MED Series」は、「Parhelia」シリーズをベースにした医療用ワークステーション向けのビデオカード。珍しく64bit PCIに対応するという点で自作ユーザーの興味をそそるが、一般向けの製品ではないこともあり現時点で同店が販売する予定はなく、今回の展示も「参考出品」（同店）というかたちを取っている。同店によれば「要望が多ければ販売できるかもしれない」とのことなので、興味のある向きはまず同店で実物をチェックしてみてはどうだろう。基板の外観は、幅広の64bit PCIコネクタを備える以外は「Parhelia」シリーズとほぼ同様といった印象で、ビデオチップの周囲に扇状にメモリチップを搭載するほか、ブラケット部に2個のDVI-Iコネクタを装備している。 □Matrox MED Series（http://www.matrox.com/mga/med/products/mainmed.cfm）

• エンジンフィンのような外観の大型Socket Aクーラー発売
  

  オートバイのエンジンフィンのような外観が特徴のヒートパイプ採用Socket A対応CPUクーラー「COOL MALL」がCpuMateから発売となった。実売価格は5,899円～6,780円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「COOL MALL」の冷却構造は、CPU接触部の熱をヒートパイプで上部の多層フィンに運び、そこで放熱するというもの。この多層フィンがCPUクーラー全体の3分の2程度を占めるという非常に大型のもので、そのルックスはまるでバイクのエンジンフィンといった印象だ。主な仕様は、ヒートシンクサイズが91×83×93mm、重量が550g、ファン回転数が1,900～2,900rpm、風量が45.5CFM。大型でかつ重量もあるので、設置時など取り扱いには注意が必要だろう。CPUはAthlon XP 3200+まで対応している。 □CpuMate（http://www.cpumate.com.tw/）

• 伸縮ダクトで冷却性能を向上させたビデオカードがABITから
  

  ABITから新型の「OTESクーリングシステム」を採用したGeForce FX 5900搭載ビデオカード「Siluro FX5900 OTES」が発売となった。実売価格は49,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。従来の「OTESクーリングシステム」との違いは、ビデオチップからブラケットへと伸びるダクトの構造。透明樹脂製の管がムカデのように複数個連なり、1本のダクトを形成するという非常にユニークなものとなっている。また、ビデオチップ上のクーリングファンに、青色LEDを用いた発光タイプを採用しているのも特徴のひとつ。同社の日本サイトでは「美しいLEDと共にGPUの熱を完全に吸収し、直接、廃熱致します」と、そのメリットをアピールしている。主な仕様は、ビデオメモリがDDR 128MB、搭載コネクタがVGA、DVI-I、テレビ。ブラケットは各コネクタ部と排気口部の2段仕様となっている。 □Siluro FX5900 OTES（http://www.abit4u.jp/product/video/silurofx59otes_main.htm）

• ファンコントローラと3ch温度センサー付きPCケースがデビュー
  

  温度表示機能とファンコントローラを備えたミドルタワーケース「R101」が3R SYSTEMから登場した。実売価格は12,499円～13,953円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。同社は5月にも同様の特徴を持つミドルタワーケース「AIR」を発売しており、今回の「R101」はいわばそのバリエーションモデル。筐体デザインは大きく異なるが、「AIR」と同様にフロントパネルに温度表示用LED（温度センサーは3チャネル）を備えるほか、ファンコントローラ、過熱時にPCをシャットダウンしたりする自動制御機能を持っている。ファン回転数は6段階に調節が可能だ（「AIR」は10段階）。また、2段階式のドライブベイカバーを装備しているのも特徴のひとつで、カバーを手前に開いたあと筐体の左側面にスライドさせることが可能になっている。カバーを使わないときに邪魔にならないのが嬉しい点だ。なお、筐体の素材はスチール製となっている。 □R101（http://3rsystem.co.kr/english/product/case/r101.asp）

• 「アスース秋祭り」が来週開催、ASUSの新マザーなど展示
  

  ASUSが新製品の発表や展示などを行なうイベント「アスース秋祭り」が13日(土)に開催される予定だ。開催時間は11:00～18:00で、会場はLinux Cafe di PRONTO秋葉原店（ブロックD2-[e2]）。新製品の目玉は、同社初となるATI製チップセット（Socket 478向けのRADEON 9100 IGPと見られる）搭載マザーボード「P4R800-V」や、Apollo K8T800チップセット搭載Athlon 64対応マザーボード「K8V/Deluxe」で、製品発表ではATIからスペシャルゲストも参加する予定という。そのほか、パーツ選びやPCに関する悩みを解決してくれる「行列のできるASUS何でも相談所」（15:30～）や、豪華プレゼントを用意しているという「大声大会」（13:00、15:00、17:00の3回）も予定されている。なお、当日会場ではソフトドリンクが飲み放題になるそうだ。 □ASUS秋祭り（http://www.asus.co.jp/event/pronto/）

• これは珍品？Xboxに使われているという無印HDDが販売中
  

  Xboxで使用されているものだという無印の珍しい3.5インチHDDが販売中だ。クレバリー1号店によれば、メーカーはSeagateで、ディスク容量20GB、Ultra ATA/100対応、回転数5,400rpm、バッファ容量2MBといった仕様になっているという。実売価格は4,999円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。HDDの表面には型番などの記載は一切なく、表面に「20G」と書かれたラベルがあるのみで、外観は真っ白な“無印HDD”といった印象だ。前述した仕様もディスク容量以外については同店もPOPに「らしい」と断り書きをしている。HDD全体や基板面の見た目は同社の「U Series X」の20GBモデル「ST320014A」とほぼ同様のようだ。価格は「ST320014A」よりも1,000円程度安いが、仕様がはっきりとしていないほかジャンパ設定も不明のため、コレクターズアイテム的な存在ととらえたほうがよいかもしれない。なお、「U Series X」は2002年6月にXboxやバリューPC向けのHDDとして同社から発表されている。 □U Series X（http://www.seagate.com/cda/products/discsales/marketing/detail/0,1081,557,00.html）

• 腕時計型USBメモリにも阪神タイガース仕様の特別版が登場
  

  優勝マジックも1桁となり、いよいよ阪神タイガースのリーグ優勝も目前に迫る中、また阪神タイガース仕様のPC用アイテムが登場した。腕時計型USBメモリの第1弾として真っ先にデビューを果たした「MEGA MEMORY WATCH」の特別仕様バージョン「MEGA MEMORY WATCH阪神タイガースモデル」で、カジュアルなデザインはそのまま、文字盤の中央に阪神タイガースの球団ロゴを埋め込んでいる。なんのことはない、言ってしまえばただそれだけなのだが、ロゴのサイズがかなり大きいため、とにかく目立つことは確か。USBケーブルと一体化した外観に加え、阪神タイガースの大型ロゴという人目につく特徴がまた増えたわけだ。限定2,000本のみの発売ということもあり、“実用的なレアもの自慢アイテム”として注目を浴びるかもしれない。メモリ容量は128MBで、ベルトのカラーはブラック。実売価格は9,680円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。 □MEGA MORY WATCH 阪神タイガースモデル（http://www.jtt.ne.jp/products/pc/tigers/index.html）

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