【 2003年9月13日号 】
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• DVD-RAMに対応した初めての薄型書き込みDVDドライブが登場
  

  スリムタイプでは初のDVD-RAM書き込み対応ドライブとなるPanasonic製DVDマルチドライブ「UJ-811B」が発売となった。恵安によるパッケージ品（製品名「KUJ-811B」）で、実売価格は28,500円～32,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。スリムタイプのDVD-RAM書き込み対応ドライブを採用する外付けタイプの製品はこれまでにも発売されているが、ドライブ単体が登場するのは今回が初めて。薄型のためカートリッジタイプのDVD-RAMメディアには対応していないが、小型PCのユーザーなどにとっては注目の製品だろう。書き込み速度は、DVD-RAM 2倍速、DVD-R 2倍速、DVD-RW 1倍速、CD-R 16倍速、CD-RW 8倍速。「Power Producer 2.0DE」「B's Gold 7 Basic」などのソフトのほか、交換用のブラックベゼル（標準装備はシルバー）が付属している。 □恵安（http://www.keian.co.jp/）

• 新型Mini-ITXマザーEPIA-CL10000搭載のPCが近日デモ予定
  

  スリートップ2号店が1GHz駆動の「EPIA」シリーズマザーボードを採用したオリジナルファンレス自作PCキットの製品化を企画中、来週から店頭でデモを行なう予定としている。キットは奥行きの長い新型キューブ系ケースに「EPIA-M10000」や「EPIA-CL10000」を搭載したもので、予価は「EPIA-M10000」搭載モデルが37,800円、「EPIA-CL10000」搭載モデルが39,800円。電源にファン非搭載のACアダプタ（80W）を採用するほか、マザーボードのCPUクーラーをファンなしのヒートシンクに換装するなど、同店が独自にファンレス化を行なうのが注目点。BONA Computechのキューブ系ファンレス自作PCキット「MANA」をいち早く取り扱うなどファンレス関連では定評のある同店だけに、今回の製品も期待大といえそうだ。また、初登場の「EPIA-CL10000」は、「EPIA」シリーズでは初となるデュアルLANインターフェイスを装備するのが最大の特徴。ファンレスタイプのルータマシンが欲しい人にとって、同店の「EPIA-CL10000」採用の自作PCキットは注目だろう。なお、デモは「EPIA-CL10000」搭載モデルで行なう予定としている。 □EPIA CL（http://www.viavpsd.com/product/epia_cl_spec.jsp?motherboardId=181）

• SCSIライクなパフォーマンスがウリのIDE RAIDカードが発売
  

  データ転送時にCPUにかかる負荷を軽減するといったSCSIカードのような特徴を持つUltra ATA/100対応IDE RAIDカード「RS4-100E」がPacific Digitalから発売された。実売価格はUSER'S SIDE本店で12,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「RS4-100E」の要となるのは同社独自技術の「ADMA（Automatic DMA）」。「ADMA」は、Ultra ATA/100対応デバイスの持つコマンドキューイング機能を利用することなどでCPUへの負荷を軽減するほか、16KBの内蔵バッファにより転送速度を最適化することが可能という。主な仕様は、対応OSがWindows XP/2000、対応RAIDレベルが0/1/0+1。カード上のIDEコネクタは独自仕様の80ピンタイプで、IDEデバイスとの接続には付属の専用ケーブルの使用が必須となる。ちなみに同店は、「ADMA」を採用したRAID機能なしのインターフェイスカード「DS4-100」を以前から販売しているが、こちらの売れ行きは非常に好調とのこと。「DS4-100」に関しては同社WebサイトでPromiseや3wareの製品とのパフォーマンス比較データを掲載しているので、「ADMA」の性能が知りたい人は参考にするとよいだろう。 □Pacific Digital（http://www.pacificdigitalcorp.com/）

• 700Wの大容量ATX電源がデビュー、Zippy製で価格は4万円台
  

  出力電力が700Wという非常に大容量のATX電源「PSL-6701P」がZIPPYから登場した。バルク品で実売価格はBLESS 秋葉原本店で44,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。リダンダント電源などでは1,000Wを超えるものもあるが、ATXタイプで700Wという大きな容量を持つ製品が単品で販売されるのは珍しい。電源コネクタは、24ピンATX、4ピンATX12V、8ピンEPS12Vなどのほか、Serial ATAコネクタを装備している。筐体サイズは高さ8.4×幅15×奥行き22cm（同店POP表記）で、一般的なATX電源に比べ奥行きが若干長くなっているため、PCケースによっては設置できないものもあるかもしれないので、購入時は要注意だ。 □PSL-6701P（http://www.zippy.com.tw/P_product_detail.asp?lv_rfnbr=2&pp_rfnbr=1174&pcp_rfnbr=3&pp_name=&pcp_name=PS2/PS2+%20single&pcpw_rfnbr=5&pp_code=PSL-6701P）

• 光触媒空気洗浄器を内蔵したPCケース発売、内部吸気用
  

  光触媒タイプの空気清浄機を標準で装備するというユニークなアルミ製ミドルタワーケース「AF-301 AQUILA」がAFACから発売された。実売価格は29,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。販売ショップのTWO-TOP秋葉原本店では製品名を「AQUILE TiO2」と表示している。「AF-301 AQUILA」が装備する空気清浄機は室内用ではなく、ケース内部に流入する空気をきれいにするためのもので、フロントパネル下部に空気取り入れ口が設けられている。室内用ではないと聞くと拍子抜けしてしまいそうだが、ケース内の空気を清浄化することで、CPUクーラーやビデオチップクーラーのファンなどに付着するほこりを軽減するといった意外な効果が期待できそうだ。電源は非搭載で価格はやや高めだが、内蔵パーツをいたわる人には狙い目の製品なのかも？ □AF-301 AQUILA（http://www.afac.com.tw/english/html/2_301.html）

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