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【K8V Deluxe】 | 【パッケージ】 |
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【Socket 754】 | 【チップセット】 |
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【スペック】 | 【レイアウト図】 |
先週Athlon 64 3200+とともにデビューを果たしたMSIのSocket 754マザーボード「K8T Neo-FIS2R」に続いて、今週はASUSからSocket 754マザーボード「K8V Deluxe」と無線LANカード同梱の「K8V DELUXE/WIFI-B」が発売となった。実売価格は「K8V Deluxe」が19,780円~21,800円、「K8V DELUXE/WIFI-B」が22,470円~22,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●2製品目のAthlon 64対応マザー
狼のような動物を描いた円形のオブジェクトに赤黒を基調とした背景の組み合わせという、RADEONシリーズ搭載ビデオカードを彷彿させる派手なパッケージのこの「K8V Deluxe」。Athlon 64に対応するSocket 754マザーボードとしてはこれが2製品目で、「K8T Neo-FIS2R」と同じくチップセットはApollo K8T800を搭載している。
マザーボードも黒い基板に黄色のPCIスロットや青と黄のDIMMスロットを搭載するなど、見た目はなかなか派手な印象だ。主な機能は、6チャネル出力対応サウンド(S/PDIF出力対応)、10Base-T/100Base-TX/1000Base-T対応LAN、Serial ATA対応RAID、IEEE 1394。Serial ATA対応RAID機能は、サウスブリッジ(2ポート、RAID 0/1)によるものとPromise製チップ(2ポート、RAID 0/1/0+1)によるものの2種類を装備している。
また、FSBクロック(200MHz~260MHz)やVcoreオフセット電圧(None/100mV/200mV/300mV)、メモリ電圧(Auto/2.6V/2.7V/2.8V)などがBIOSから調整できるマニア向け機能を装備。マニュアルに記載されている設定項目の中には、ノースブリッジ-サウスブリッジ間を繋ぐ「V-Link」の電圧が調整できると思われる「V-Link Voltage」(2.5V/2.7V)なるユニークなものもある。
●CPUの単体販売はまだ
18日(木)時点ではAthlon 64の単品販売はまだ行なわれておらず、この「K8V Deluxe」を手に入れたところでAthlon 64の正式発表(国内は24日(水)予定)までは宝の持ち腐れとなってしまいそうだが、気の早い人なら正式発表に先駆けて今のうちに購入しておくというのもありだろう。
□K8V Deluxe(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.com/products/mb/socket754/k8v-d/overview.htm
□Athlon 64(AMD)
http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_4699,00.html
http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_4699_7980,00.html
□関連記事
【2003年9月13日】初のAthlon 64対応マザー「K8T Neo-FIS2R」が単体発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030913/k8t.html
【2003年4月26日】Opteronの店頭販売がスタート、マザーボードも発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030426/opteron.html
| (AMD Athlon 64) |
| (ASUS K8V Deluxe) |
[撮影協力:パソコンハウス東映とクレバリー1号店と高速電脳]