【 2003年10月4日号 】
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• ピアノ調塗装の豪華なブック型microATXPCケースがデビュー
  

  ピアノを思わせる黒い光沢のカラーリングが特徴のmicroATXケース「MINUET」がAntecから登場した。実売価格は9,980円～12,799円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。光沢のある黒いカラーリング「Piano Black」（同社）を採用するPCケースシリーズ「LifeStyle Series」の製品で、3月には同シリーズからミドルタワーケースの「SONATA」も発売されている。今回の「MINUET」は、その独特のカラーリングにシルバーのフロントパネルとmicroATX対応のスリムな筐体がマッチして、見た目はなかなかスタイリッシュだ。電源はATX12V対応220Wタイプで、5インチ、3.5インチ、3.5インチシャドウの各ドライブベイを1基ずつ装備している。人気の強いmicroATXケースということも手伝って、小型PCマニアやルックス重視派を中心に話題の製品となりそうだ。 □MINUET（http://www.antec-inc.com/pro_details_enclosure.php?ProdID=15100）

• PCリサイクル制度の開始で中古マーケットがさらに活発化？
  

  10月1日(水)から開始となった資源有効利用促進法に基づくPCのリサイクル制度に伴い、アキバでもそれに関連した動きが出始めている。この日から販売価格に廃棄費用が先に上乗せになるメーカー製PCとは違い、廃棄する際に料金徴収されるショップブランドPCや自作PCでは販売価格の影響はないものの、アキバで近年急増している中古品の買取りを行うショップでは、お金を払って廃棄するなら中古品として売ろう、という趣旨のPOPを店内に張り出す例が見られ、中古マーケットが活性化しそうな様子だ。制度導入前に購入したメーカー製PCと自作PCは捨てるのに費用がかかるが、中古品として売れば逆に収入になるため、所有者としては大きなメリットになる。これをきっかけに、完成PCだけでなく、PCパーツ単位での中古売買がさらに活発化する可能性もありそうだ。なお、リサイクル制度については、一部ショップで配布しているJEITA（電子情報技術産業協会）作成のリーフレットか、専用のWebサイト「パソコン3R」で詳細をチェックできる。 □パソコン3R（http://www.pc3r.jp/）

• デュアルVGA対応のPC切り替え器が登場、BELKIN製の4ポート
  

  デュアル構成のディスプレイのほか、USBマウス、USBキーボード、スピーカーの1式を4台のPCで切り替えて使えるBelkin製のPC切り替え器「OmniView SOHO Series 4-Port KVM Switch with Audio」がUSER'S SIDE本店で販売中だ。実売価格は36,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。ただし、使用に際してPCと接続するための別売り専用ケーブルが必要になるが、こちらはまだ入荷しておらず「早ければ来週末入荷する予定」としている。専用ケーブルの価格は未定。デュアルディスプレイに対応したPC切り替え器は非常に珍しい存在。本体前面は4個の切り替えスイッチ、LEDを備えるのみという非常にシンプルなデザインだが、背面のカバーを開けると、入出力合わせて10個のVGAコネクタをはじめ、USBコネクタ、「flash upgrade」用というRJ45コネクタなどが所狭しと並べられている。使用時は本体に付属のACアダプタによる電源供給が必要だ。前述のとおりこの製品だけでは使用できないが、デュアルディスプレイを構築しているユーザーは要チェックの製品だろう。 □OmniView SOHO Series 4-Port KVM Switch with Audio（http://catalog.belkin.com/IWCatProductPage.process?Merchant_Id=&Section_Id=201583&pcount=&Product_Id=149605）

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