AGPスロットとPCI-Xスロットを両方搭載した初のOpteron用マザーボード。Dual CPU対応の製品で、メーカーはTyan。 AGPとPCI-Xの両対応はAGP TunnelチップのAMD-8151とPCI-X TunnelチップのAMD-8131の双方を搭載したことで実現したもの。具体的に用意されている拡張スロットはAGP Proスロット×1と133MHz/64bit PCI-Xスロット×2、100MHz/64bit PCI-Xスロット×2、さらに「Legacy」(マニュアル表記)な32bit/33MHz PCIスロット×1。メモリスロットは合計8つついている。 搭載しているオンボードデバイスは、1000Base-T LANや4chのSerial ATA-RAID、IEEE 1394、サウンド機能など。基板サイズはE-ATXで、対応電源はEPS12Vタイプ。 マニュアルのブロック図によると、AMD-8151とAMD-8131は1個目のCPUにそれぞれ直結されており、CPU間通信用を合わせると1個目のCPUは3つあるOpteronのHyperTransportを全て利用するかたちになる。3つのHyperTransportをフル活用した製品が他に発売されているかどうかは不明だが、ブロック図が明らかにされている製品の中ではこれが初めて。 入荷したUSER'S SIDE本店では予約分で完売しており、次回入荷は「4週間以内の見込み」という。同店では店頭デモも行っている。
[撮影協力:USER'S SIDE本店]
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