銀素材を用いた冷却ヘッドをはじめとしたハイエンド志向の水冷パーツが独aqua-computerから登場、USER'S SIDE本店で販売がスタートした。
製品はSocket 603/604対応銀製冷却ヘッド「cuplex Silver Edition S604」(実売価格29,800円)、容量350Wの水冷式ファンレスATX電源「CoolCurrent ATX12V350W」(同39,800円)、12cmファン15個分という巨大サイズのラジエータ「airplex evo 1800」(同39,800円)など多数(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
今回入荷した製品で注目なのが、やはり銀製冷却ヘッドの「cuplex Silver Edition S604」と水冷式ATX電源「CoolCurrent ATX12V350W」だろう。銅よりも熱伝導率の高い銀を用いた「cuplex Silver Edition S604」は、冷却ヘッドとしては理想といえる製品。銀のコストの高さがそのまま価格に跳ね返ってしまっているのは痛いところだが、アクリルカバー越しにまばゆく光る銀色のヘッドは見た目にも高級感があり、マニア垂涎のアイテムとして注目を集めるのは間違いなさそうだ。同店によれば、銀の純度は92.5%で、数量限定品という。
「CoolCurrent ATX12V350W」は、なんと冷却システムに水冷式を用いたというユニークなファンレスATX電源。大型ヒートシンクによりファンレスを実現したSilentmaxxの「proSilence Fanless」がベースと思われる製品で、ヒートシンクの代わりにチューブを繋げる循環口が設けられているのがなんとも特徴的だ。
このほか同店は「使いこなせる人であれば『完全ファンレスPC』が可能」(同店)という巨大ラジエータ「airplex evo 1800」や、手頃な価格の銅製冷却ヘッド、ポンプ、リザーブタンクといった同社製品を多数入荷。Webサイトにも特集ページを設け製品をアピールしている。
これほど多数の水冷関連のアイテムが一挙に登場するのはなかなか珍しいケース。水冷キットに興味のある人は、一度Webサイトや店頭で製品をチェックしてみてはどうだろう。
□aqua-computer systeme
http://www.aqua-computer-systeme.de/
□ハイエンド水冷パーツメーカー、Aqua Computer特集(USER'S SIDE)
http://www.users-side.co.jp/guide/press/aqua_computer_01.php
http://www.users-side.co.jp/guide/press/aqua_computer_02.php
| (aqua-computer製品) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]