各パーツにチューブがあらかじめ接続され、リザーブタンクにも冷却液が注入済みという完全パッケージの水冷CPUクーラーキット「Liquid Cooling System」が発売になった。ノーブランド品で、実売価格はSocket 370用が5,280円、Socket 370/478/A用が5,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
販売を始めたのはDOS/Vパラダイス秋葉原本店とDOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館で、保証は同店の初期不良交換(購入後1週間)のみ。
チューブの接続や冷却液の注入といったクーラー側の準備が不要で、かつ価格も手頃とあって、水冷クーラー初心者やコスト重視派には狙い目といえそうな製品ではあるが、箱の中にはポンプ一体型のタンクやCPU用ヘッド、8cmファン付きラジエータなどのパーツが入っているのみで、マニュアルが一切付属していない。よって、具体的にパーツをどのように設置するのが正しいのかわからず、初心者では困ってしまうかもしれない。
とはいえ、DOS/Vパラダイス秋葉原本店ではこの製品を使ったデモ機を展示中なので、これを参考にすれば確実に設置できそうだ。デモ機は透明アクリルのPCケースを使い、タンクやラジエータなどの固定の仕方を目で見て確認することが可能だ。デモ機ではタンクを底面に、ラジエータを背面の8cmファンマウンタにそれぞれ設置している。
また、DOS/VパラダイスではWebサイトで週明けごろに使用例などの詳細を公開する予定としており、急ぎでなければそれを待つのもよいだろう。
□DOS/Vパラダイス
http://www.dospara.co.jp/
| (Liquid Cooling System) |
[撮影協力:DOS/Vパラダイス秋葉原本店]