【 2003年11月15日号 】
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• GeForce FX 5700搭載カードが初登場、Ultraより5,000円安
  

  GeForce FX 5700 Ultraの下位モデル「GeForce FX 5700」を搭載した初のビデオカードが登場した。製品はビデオメモリ容量128MBのLeadtek製「WinFast A360 TD」で、実売価格は18,400円～19,950円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。GeForce FX 5700の公式な詳細仕様は不明だが、「WinFast A360 TD」のスペック表ではコアクロックが425MHz、頂点処理能力が3億1,900万vps（Vertices per Second）などとされており、それぞれGeForce FX 5700 Ultraの数値（475MHz、3億5,600万vps）を下回っている。とはいえ、価格はGeForce FX 5700 Ultraカードより5,000円ほど安く、コストパフォーマンスを重視する人なら要チェックといえるだろう。出力コネクタはVGA、DVI-I、テレビで、基板上にはSamsung製の550MHz対応DDRメモリチップ「K4D261638E-TC36」を搭載しているのが確認できた。また、GeForce FX 5700 Ultra搭載カードで見られる外部電源コネクタは装備していない。 □WinFast A360 TD（http://www.leadtek.com.tw/3d_graphic/winfast_a360_td_1.shtml）

• USB接続の「へぇボタン」が発売、コムサテライトの改造品
  

  9月の「USB釈お酌」を最後に、独自改造USB機器から“撤退”したはずのコムサテライト3号店が今週から新製品の製造を再開、復帰第1弾として「USB1/1へ～ボタン」を発売した。ジャンク品扱いで、実売価格は3,480円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。ベースとなっているのは、フジテレビ系のテレビ番組「トリビアの泉」に登場する「へぇボタン」を商品化したバンダイの「1/1へぇボタン」。これに同店が改造を施し、乾電池ではなくUSBポートからの給電で動作するようにしたものが「USB1/1へ～ボタン」だ。ただし、もともと使用できた電池での動作はできなくなっている。同店はPOPで「11月10日現在」と断った上で「この商品は、5個以上作られる予定はない」としているものの、ベースとなる「1/1へぇボタン」が安定入手できて、まだ反響が大きければ再生産する可能性もあるとのこと。「1/1へぇボタン」は人気が高く品薄のようで、発注した5個のうちまだ2個しか到着していないという。ちなみに、今後はクリスマス関連の製品を予定しているそうなので同店の改造機器のファンは要チェックだ。 □1/1へぇボタン（http://www.bandai.co.jp/releases/J2003090201.html）

• USB接続のカップウォーマー登場、カップに巻きつけて使用
  

  これからの寒い季節に重宝しそうなUSB接続のカップウォーマー、その名も「USB CupWarmer」が登場した。実売価格は880円～980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。細長い布製の本体をコーヒーカップなどに巻きつけ、USBケーブルをPCにつなげれば保温できるという、シンプルながらコーヒーや紅茶などが欠かせないPCユーザーには非常に便利なアイテムだ。本体にはカップの取っ手部分を通す穴も用意されている。マジックテープで固定するので、筒型やコースタータイプの製品とは違って色々なサイズのカップに使えるのが便利だ。なお、パッケージ記載のグラフでは、60分後に約60℃の飲料の温度が、USB接続時で約40℃に、非接続時で約30℃にそれぞれ変化するとされている（室内温度23℃時）。輸入品で、メーカーは不明。

• Prescott対応をうたうCPUクーラーがデビュー、CoolJag製
  

  次期Pentium 4のPrescott対応をうたったSocket 478対応CPUクーラー「WCJC66IC-A」がCoolJagから登場した。実売価格は3,780円～3,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。パッケージにPrescottに対応する旨を明記したCPUクーラーはこの「CJC66IC」が初めて。パッケージ表面には「For Prescott 103W」と、Prescottサポートが盛り込まれたマザーボード設計ガイドラインFMB 1.5で規定されているTDP（Thermal Design Power）の値（103W）までご丁寧に記されている。CPUクーラー自体は回転速度可変ファン（1,300～6,000rpm）と銅製ヒートシンクを組み合わせたごく標準的なタイプ。発売元のワイドワークによれば、動作音量は18～48dBで変化するという。なお、対応CPUクロックは3.4GHz以上とされているが、この数字がPrescott、現行Pentium 4のどちらのものなのかは不明だ。 □CJC66IC（http://www.cooljag.com/p4_d_CJC66IC.htm）

• Athlon 64搭載のノートPCが近日登場、価格は約20万円
  

  フェイスがAthlon 64を搭載するオリジナルノートPC「Progress AT」シリーズを発売、Webサイトで注文の受付を開始した。フェイス秋葉原本店の店頭で配布している同社製品カタログにも製品情報が掲載されている。価格はAthlon 64 3200+/メモリ512MB/HDD 64GB/CD-RW＋DVD-ROMコンボドライブ/15インチTFTカラーSXGA+液晶といった構成の「Progress AT64320 RWD」が184,800円（BTO対応）。Athlon 64搭載のノートPCはこの製品が初めて。チップセットはApollo K8T400Mで、ATI製ビデオチップ「M9C」（ビデオメモリ64MB）を搭載。筐体はサイズが幅350×奥行き287x高さ40.5mm、重量が約3.18Kgと大きく、軽快に持ち歩くというわけにはいかないが、ハイパフォーマンスが期待できる省スペースPCとして注目を集めそうだ。バッテリー駆動が可能で約2.5時間動作するという。なお現時点では、店頭での展示や販売、自作PCキットでの販売などについては未定とのこと。 □Progress AT（http://www.faith-go.co.jp/org_pc/progress/progress_at.html）

• 音感センサーでフロントが光るユニークなPCケースが発売
  

  音に反応して光るブルーのライトをフロントパネルに装備したユニークなミドルタワーケース「GT-8201M」がエイ・エム・オーから登場した。実売価格は12,800円～13,762円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。音に反応して光るPCケースは過去にもいくつかあるが、「GT-8201M」はフロントパネルの左右両端と下部のブルーライトが光るというユニークなもの。目につく位置だけに見た目のインパクトはかなり強力。音楽にあわせて激しく点滅を繰り返すので、中には見ていて気が散ってしまうという人もいるかもしれない。同社のWebサイトに点滅の様子を撮影した動画ファイルが掲載されているので、気になる人はチェックしてみるとよいだろう。このほか、ケースファンの回転数を手動で制御できるファンコントロール機能や、アラーム付き温度表示用液晶画面（フロントパネル下部）を搭載。音感センサーの感度とファン回転数は、フロントパネル最下部のダイヤルで操作できる。搭載電源の容量は400W。 □GT-8201M（http://www.amo.co.jp/8201m.htm）

• 冬の電気まつりがスタート、賞金総額5,000万円のスクラッチ
  

  秋葉原電気街振興会主催の「冬の電気まつり」が今年もスタートした。期間は15日(土)から2004年1月4日(日)。抽選券は前回の夏の電気まつり同様のスクラッチカード形式で、削って当たればその場でA賞5,000円分、B賞300円分のアキバ共通お買い物券がもらえる。抽選券は同振興会加盟ショップで商品を5,000円分購入するごとに1枚もらえ、当選本数はA賞が1,000本、B賞が150,000本で、賞金総額は5,000万円。A賞（1等）の本数は前回同様だが、B賞（2等）は前回の60,000本から大幅にアップしており、いつもなかなか当たらないという人も今回は当たるかもしれない。なお、今回のイメージキャラクターは元大相撲大関でタレントのKONISHIKIが起用されている。 □2003年冬の電気まつり（http://www.akiba.or.jp/2003winter/denki.html）

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