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	【 2004年1月10日号】
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Athlon XPの内部倍率を可変に改造するプレートが発売に

かつてのAthlon用オーバークロックシールを彷彿させるマニアックなアイテムが登場した。Athlon XPの裏面に付けるだけで内部倍率を可変にするというSpeed Strip製の「SSA-1」だ。実売価格は2,480円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。片方の隅に9個の穴が開いただけのこの小さな板は、OPNが“AXDA”の4文字から始まるThoroughbred/BartonコアAthlon XPの裏面にあるピンに装着することで、動作クロックの内部倍率を5倍～12.5倍に変更できるようになるという、オーバークロッカーにとって興味深いアイテムだ。同社によれば同じ機能を標準搭載したマザーボードも多数発売されているほか、非対応のAthlon XPの出荷も始まっているとのことだが、「SSA-1」の価格は手頃で、オーバークロックに目がないというのならダメ元で試してみるのもありだろう。もちろん販売を行なっているUSER'S SIDE本店も「実際に倍率可変にできるかどうかは保証外」としている。
□SSA-1（http://www.speed-strip.com/over.htm）

DDR SDRAM最速記録更新、今度はCorsair製のPC4400

これまでのDDR533（PC4300）を上回るDDR550（PC4400）への対応をうたう容量512MBのDDR SDRAMモジュール「CMX512-4400PT」がCorsairから登場した。2枚組みで実売価格は61,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。DDR SDRAMの最速スペックが更新されたのは2003年8月に発売された玄人志向のPC4300対応モジュール以来約5ヶ月ぶり。販売を行なっているUSER'S SIDE本店では「CMX512-4400PT」はオーバークロック仕様のモジュールとしているが、CorsairによればASUSのi875P搭載Socket 478マザーボード「P4C800-E」に搭載してクロック275MHz、レイテンシ3-4-4-8、電圧2.75Vでの動作をテスト済みという。モジュール表面にはヒートスプレッダがかぶせてありメモリチップの種類は確認できない。初物とあって非常に高価だが、オーバークロッカーは要チェックのアイテムだろう。
□Corsair（http://www.corsairmemory.com/）

GIGABYTEが10周年でギガバイ子ちゃんのシールを配布

GIGABYTEのファンにはおなじみのマスコットキャラクター「ギガバイ子ちゃん」や同社ロゴマークをプリントしたシールの配布が一部ショップで始まっている。このシールは日本法人である日本ギガバイトの設立10周年を記念して作られ、1月初旬からGIGABYTE製品の購入者に数量限定で配布されているもの。6月に同社の販促小冊子で“デビュー”したギガバイ子ちゃんは、日本のユーザーが好みそうな絵柄ということもあり、それ以来なかなかの好評を得ている様子。ギガバイ子ちゃんの漫画が掲載された小冊子はオークションで高値がついたこともあるという。今回のステッカーは、後々プレミアが付くかどうかはわからないがファンなら是非とも手に入れておきたいアイテムだ。なお、8日(木)時点ではパソコンショップアークとTSUKUMO eX.での配布を確認している。また年明けから、複数のショップがギガバイ子ちゃんが着物姿で新年の挨拶をしているポスターを貼り出している。
□日本ギガバイト（http://www.gigabyte.co.jp/）

まるでMSX？拡張スロット付きの日本語キーボードが登場

本体に拡張スロットを装備するという、かつてのMSXを彷彿させるルックスが印象的な日本語キーボード「KB2105」が登場した。メーカーは台湾PAREXで、販売元はビンゴ。実売価格は6,200円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。本体の上部に備える4つの拡張スロットは、付属のメモリカードリーダやオプションのPCカメラ、PDA用クレイドル、ゲームコントローラといったカートリッジタイプのデバイスを挿して使用できる。拡張スロットは独自コネクタだが、インターフェイス自体はUSBでキーボード本体の持つUSB Hub機能を利用している。拡張スロットに抜き挿しするというスタイルはMSXのROMカセットのようでなかなかユニークだ。また、付属のUSBケーブル付きアダプタを使えば、メモリカードリーダを単体でPCに繋いで使うこともできる。なお、販売を行なっているOVERTOPでは、オプションのデバイスの入荷については、現時点では行なう予定はないが反響次第では検討するという。
□KB2105（http://www.parex.com.tw/kb2105_4_content.htm）

14cmファンを採用した静音ATX電源が発売、400Wと450W

大型の14cmファンを採用したSuper Flower製のATX電源がザワードから発売された。実売価格は450Wの「SF-450TS」が11,800円～12,800円、400Wの「SF-400TS」が9,280円～9,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。回転数の低い大型ファンを用いることで静粛性を追求するというアプローチはATX電源にも浸透しつつあり、これまでにも12cmファンを採用した製品が数多く登場しているが、14cmファン採用製品の販売を確認したのは今回が初めて。ファンは電源筐体とほぼ同サイズで、ぎりぎり筐体内に収まっているという印象だ。ファン回転数はLow、High、Auto（温度に連動して自動調整）の3種類から選択可能で、アイドル時動作音量は（Auto選択時）21dB。シャットダウン後に約5分間低回転でファンを動作させ、余熱を排出するという機能も搭載している。
□SF 14cm Fan Swithcing Power Supply（http://www.super-flower.com.tw/14cm_fan_psu.htm）
□SF-450TS/SF-400TS（http://zaward.co.jp/superflower.html）

自ら発光するSerial ATAケーブルが登場、ただし要電源

発光体を内蔵し、青く光るというユニークなSerial ATAケーブルがUSER'S SIDE本店で販売されている。ノーブランドの「SATA-ELBL-18」という製品で、実売価格は1,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。長さは約45cm。約60cmのロングタイプ「SATA-ELBL-24」も同2,280円で販売中だ。内蔵しているのは夜光塗料などの蓄光体ではなくELと見られる発光体で、発光させるには別途電源が必要。このため、Serial ATAケーブル本体に電源用のケーブルと変圧器と思しきブラックボックスが接続されるという、やや不恰好なルックスになっている。ただ、棒状のネオン管などとは違い曲げたりできるのはこの製品のメリット。Serial ATA機器に接続する以外に、単体でPCケース内のライトアップなどに利用するのもありだろう。

ブロードバンドカレーの「喫茶東洋」が12日で閉店に

通称“カレーの東洋”で知られ、2001年10月に無線LANによるインターネット接続サービスを開始し、ブロードバンド対応カレー屋としても名を馳せた「喫茶東洋」が、12日(月)の営業を最後に閉店する。昨年末、同店が運営するインターネット上の「ホットスポット掲示板」に、店長の斉藤氏による閉店の旨を伝える書き込みがあり、同氏に確認を取ったところ間違いないという。現在ほどアキバに飲食店がない時代から憩いの場として利用されていただけに、とくに古参のアキバフリークにとっては残念なニュースだろう。なお、最終日は営業時間を延長する予定とのこと。今週末から祝日の12日（月）まで、閉店を惜しむファンが多数詰め掛けそうだ。
□喫茶東洋ホットスポット掲示板（http://bbsi4.otd.co.jp/442579/bbs_plain）

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