デスクトップPC用に設計したという独自RAIDアーキテクチャ「RAID XL」が利用可能なUltra ATA/133対応RAIDカード。「(本来サーバー向けに設計された)RAID 5よりも速度が速く、データ保護性能も高い」(メーカーのNetCell)のが特徴という。接続できるHDD数は5台。 このRAID XLは、データ回復用データ(パリティ)を1台のHDDにまとめて保存する「RAID 3」をベースに並列アクセスを強化するなどの改良を加えたもの。NetCellによると「RAID 5は小サイズのファイルを多数同時に扱う環境用に設計されているが、このRAID XLはスループット重視の設計で、マルチメディアファイルの処理などに向いている」という。 なお、現在USER'S SIDE本店が販売しているものは評価用として先行入荷したもので、「最終的な製品とは異なる可能性がある」(USER'S SIDE本店)とのこと。ただし、既にリテールパッケージ入りの状態で入荷しており、完成度に関しても「今後、具体的な改良予定がある、という話は聞いていない」(USER'S SIDE本店)という状態だという。 同店では現在、性能評価中で、結果が良ければ継続的な販売も行う予定。来週末からは店頭デモも行うそうだ。
[撮影協力:USER'S SIDE本店]
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