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	【 2004年1月17日号】
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8倍速正式対応のDVD+Rメディアがようやく登場

昨年9月にDVD+R 8倍速書き込み対応ドライブが登場してから4ヶ月が過ぎ、ようやく8倍速対応を正式にうたったDVD+Rメディアが発売された。発売されたのは、リコー製メディアの「DRD-8XCW5」（5枚パック）で価格は1,779円～1,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。8倍速に正式対応したDVD系メディアは±R通じて初めてとなる。これまで発売された「8倍速書き込み対応DVDドライブ」は、いずれもドライブメーカー推奨の4倍速対応メディアを使うことで8倍速書き込みが行なえるとされていたが、実際にはメディア品質のばらつきにより必ず8倍速書き込みができるとは限らず、実用的とは言い難い状況だった。なお、DVD+RW AllianceのWebサイトには、2.4倍速対応DVD+RWドライブで8倍速対応メディアを使った際に、発生する可能性のある不具合や対応方法などが記されている。対応ドライブのユーザーは一度目を通しておいたほうがよさそうだ。
□8倍速記録対応ディスク（http://www.ricoh.co.jp/media/dvd/）
□1-4倍速及び新規格1-8倍速DVD+Rディスクご使用上の注意（http://www.4xdvdgr.com/）

ファンレスのRADEON 9600 XTビデオカードが発売に

Sapphireからファンレス仕様のRADEON 9600 XT搭載ビデオカード「RADEON 9600 XT ULTIMATE Edition」が発売された。実売価格は28,800円～29,999円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。これまでにも度々登場している同社のファンレスビデオカードと同様、ヒートパイプを採用したチップクーラーによりファンレス化を実現したもので、冷却システム全体の大きさはRADEON 9600 PRO搭載の「RADEON 9600 PRO ATLANTIS ULTIMATE EDITION」と同様のコンパクトサイズだ。ビデオメモリは128MBで、VGA、DVI-I、テレビの各出力コネクタを装備している。同クラスのファン付きモデルと比べると数千～1万円ほど高価だが、静粛性を重視するのなら要チェックのアイテムだろう。
□RADEON 9600 XT ULTIMATE Edition（http://www.sapphiretech.com/vga/9600-xt-ult.asp）

トラックボール付きのUSB接続電卓がキヤノンから発売

電卓機能に加えトラックボールも搭載するというユニークなキヤノン製USB接続テンキー「KS-1200TKM」が発売となった。実売価格は4,680円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。これまでにも単体で電卓として使えるテンキーはいくつか発売されているが、「KS-1200TKM」がユニークなのはトラックボールを搭載することでポインティングデバイスとしても使える点。テンキーやカーソルキーの使用中に、マウスに持ち替えなくてもポインタ操作などがすぐに行なえ、表計算ソフトなどで重宝しそうだ。また、すばやいキー入力にも対応した早打ち機能やワンタッチで税の自動計算ができる税計算機能を持つほか、アルミ製パネルや背面に大型の滑り止めゴムを採用するなど、電卓部分の充実にこだわっているのも特徴のひとつ。同社いわく、40年の電卓開発のノウハウを生かし「最高峰の機能」を搭載したという。電源は太陽電池とリチウム電池による2電源方式で、PC接続時はUSBのバスパワーで動作する。
□KS-1200TKM（http://cweb.canon.jp/Product/calc/pc/ks1200tkm.html）

GIGABYTE製の新構造CPUクーラーが店頭デモ中

本体上下に2基のブロワーファンを搭載するユニークなGIGABYTE製Socket 478/754/A対応CPUクーラー「Cooler Pro（PCU21-VG）」のデモや展示がTWO-TOP秋葉原本店やTSUKUMO eX.、パソコンショップアーク、DOS/Vパラダイス秋葉原本店で実施中だ。「Cooler Pro」のウリは、本体の上下に搭載する2基の吸気型ブロワーファンや、4本のヒートパイプなどにより高い冷却性能を実現したという独自の「360°クーリングテクノロジー」。銅製ヒートシンクの上に円筒状のフィンを設置して両者を4本のヒートパイプで接続、そしてフィンの内側から2基のファンで冷却するというユニークな構造だ。上部に青く発光するLEDを装備するほか、3.5インチベイやPC背面の拡張スロットに設置できるダイヤル付きファンコントローラが付属するのも特徴。コントローラでは2,000～4,000rpmの範囲で回転数を調節できる。対応CPUクロック/モデルナンバーは、Pentium 4 3.20GHz、Athlon 64 3400+、Athlon XP 3200+。入荷予定時期/価格はTWO-TOP秋葉原本店が2月初旬/未定、パソコンショップアークが1月末～2月上旬/予価5,000円前後としている。
□Cooler Pro（http://www.gigabyte.co.jp/nippon/cpu-fan.jpg）

MSIのAVコンポ風キューブ系PC「MEGA 180」がデモ中

小型コンポを彷彿させるデザインやオーディオ機能が特徴のMSI製キューブ系自作PCキットの新製品「MEGA 180」が近日発売される予定だ。発売に先駆け、俺コンハウスとTWO-TOP秋葉原本店でサンプル品の展示がスタートしている。2003年12月の「MSI第8回お客様大感謝祭」で展示されたサンプル品では本体色はホワイトだったが今回の製品直前版ではブルーになっている。入荷予定時期/価格は俺コンハウスが2月中/予価5万円前後、TWO-TOP秋葉原本店が2月中旬/未定としている。「MEGA 180」は昨年8月に同社から発売されたSiS651搭載Socket 478対応モデル「MEGA PC（MEGA 651）」のSocket A対応版で、チップセットはnForce2（IGP）を採用。筐体カラーやフロントパネルのデザインのほか、前面の表示部を複数色で光る派手なLEDタイプに変更するなど、見た目にも大幅にモデルチェンジしたという印象だ。6種類メディア対応のメモリカードリーダを装備する点などは「MEGA PC」と同様。なお、サンプル品には同社ロゴ入りの透明サイドカバーが取り付けられているが、これは展示専用とのこと。
□MEGA 180（http://www.msi.com.tw/html/newsrelease/product_news/2004_0106_mega180.htm）

メモリ価格が急騰の動き、人気のSAMSUNG製も急上昇

メモリの価格が急騰する動きを見せている。この年末年始はほとんど動きを見せなかったメモリ価格だが、ショップによると1月中旬に入って途端に仕入れ値が上昇したという。台湾の旧正月が近づいているために流通量が減っているのが原因という見方が強いようだが、いつもながらメモリ価格急変動については要因がはっきりとはわからない。今のところ店頭での一番値上がりが激しいのがSAMSUNG製純正モジュールでPC3200 512MBでは約500円前後上昇、ショップによっては1,000円近く上昇しているところもある。多くのショップでは「今週の仕入れ値が先週の店頭価格よりも高くなった」と話しており、この週末は値上がりの動きが急拡大する可能性がありそうだ。メモリの購入を考えている人は要注意だ。

Mini-ITXマザー「EPIA」シリーズ最新モデルが2製品登場

Dual LANインターフェイスが特徴のVIA製Mini-ITXマザーボードの新モデル「EPIA CL」が2機種発売となった。実売価格はファン付きの動作クロック1GHzモデル「EPIA-CL10000」が23,980円、ファンレスの同600MHzモデル「EPIA-CL6000E」が21,780円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。販売ショップのテクノハウス東映ではPOPにCPUコアを「Nehemiah」と表示している。「EPIA CL」はEPIAシリーズ初となるDual LANインターフェイスを備えるのが特徴だ。ポートは2つとも10Base-T/100Base-TX対応。チップセットは既存の「EPIA M」などと同じApollo CLE266＋VT8235を採用している。スロット数はPCI×1、DDR SDRAM対応DIMM×1。特に「EPIA-CL6000E」は、小型PCケースでファンレスのルータマシンを自作したい人は注目の製品だろう。
□EPIA CL（http://www.viamainboard.com/product/epia_cl_spec.jsp?motherboardId=181）

キーボードの掃除に最適？USB接続ミニ掃除機が発売

ロアスからバスパワーで動作するハンディタイプのUSB接続クリーナー「UA-009」が発売となった。実売価格は980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。PCを使っていて机の上やキーボードにスナックのくずやタバコの灰などをこぼしてしまった経験は誰にでもあるだろう。USBポートにつないで本体のスイッチを入れればすぐに使えるこの「UA-009」は、そういった場合のちょっとした掃除にまさにうってつけ。これまでダストスプレーでその場しのぎをしていたという人には嬉しいアイテムだ。ヘッドはブラシ付きのほかに、キーボードの隙間などを掃除するのに便利な細いタイプが付属。本体には電源ON/OFFスイッチのほか、吸引力を強くする「ターボボタン」を備えている。主な仕様は、サイズが幅101×高さ40×奥行き34mm、重量が63g、ケーブル長が約370～830mm。
□UA-009（http://www.loas.co.jp/newitem/newitem200312-3.pdf）

人気の静音CPUクーラー「Cyprum」にファンレス版が登場

COOLER MASTERのCPUクーラーシリーズ「Cyprum」から、Socket 478/604対応のファンレスモデル「CyprumZERO（EXP-LSOJS-02）」が登場した。実売価格は3,590円～3,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。もともと高い静粛性をウリとする「Cyprum」だが、ノイズの元となるファンを排除した「CyprumZERO」は究極といえるモデル。28枚の銅製大型フィンを使った本体はサイズが89×67×60mm、重量が620gとヘビー級だ。他のファンレスCPUクーラーと同様に、ケースファンなどのエアフローを利用してCPUクーラー本体の冷却を行なう必要がある点には要注意。同社では2,500rpmの8cmファン併用時に最大でPentium 4 3.2GHz相当まで使用できるとしている。
□CyprumZERO（http://www.coolermaster.co.jp/web/product/cooler_478/exp-lsojs-02/01.htm）

6倍速のDVD+Rドライブをファームで8倍速にする方法？

「6倍速DVD+R/RWドライブをファームウェアアップデートで8倍速にできる」──そんな気になる内容の記事のプリントアウトがPOPとしてフェイス秋葉原本店で掲示されている。POPは台湾のPC系ニュースサイト「ComputerDIY」の記事をプリントアウトしたもの。中国語で書かれており詳細まで読解するのは難しいが、どうやら記事のページからダウンロードできるファームウェアを使うことで、New Universe製6倍速DVD+R/RWドライブ「DDW-061」を8倍速の「DDW-081」に改造できるという内容のようだ。同店は「あくまでも参考資料で動作保証はしない」としているが、店内に陳列している「DDW-061」の真下にPOPを設置して買い物客の目をひこうというあたりは、いかにもマニア受けのする同店といったところ。なお、同店では在庫品限りながら「DDW-061」を9,970円の特価で販売中だ。
□ComputerDIY（http://www.computerdiy.com.tw/modules/news/article.php?storyid=86）

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Windows XPを2人同時に利用できるマザーボード発売

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