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【世界初先行発売?】 | 【etBIOS画面】 |
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【P8F153GTV-e】 | 【P8F161G-e】 |
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【キューブ系PCケース】 | 【I/Oパネル】 |
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【ケース内部】 | 【店頭デモ】 |
OSを起動しなくともDVD-Videoの再生などが可能な「etBIOS」を搭載するマザーボードがFREETECHから発売となった。2003年11月にetBIOS搭載のキューブ系自作PCキット「et-Box」のデモ一部ショップで行なわれ話題となったが、それよりも一足先にマザーボードが単体でデビューを飾ったわけだ。
今後、BIOSでマルチメディア再生機能を持った製品が他社からも出る予定があり、PCの家電化という意味でもひとつのトレンドになりそうだ。
●マザーボードは2種類
実売価格はi865Gチップセット搭載の「P8F161G-e」が19,800円、i845GVチップセット搭載の「P8F153GTV-e」が15,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。販売ショップのフリージアサポート200% SHOPでは、etBIOSを利用したDVD-Video再生などのデモを店内で実施中だ。
etBIOSはDVD-Videoや音楽CDの再生といった機能を搭載したいわば高機能型BIOSで、OSを起動する前にそれらの機能が使えるのが特徴。etBIOSのメニュー画面には「MP3/CD」「VCD」「DVD」といったプレイヤーのアイコンが表示され、ユーザーが選択して実行できる。
また、別途TVキャプチャカードなどを搭載することでetBIOSからテレビの視聴も可能だ。「P8F153GTV-e」のマニュアルでは、動作確認済みカードとしてAVerMediaの「AVerTV」、Kworldの「KW-TV878R」を挙げている。
●もうOS必要なし?
こうした機能がOSを起動せずに使えるのはなかなか便利で、PCを一般のDVDプレイヤー同様に利用したいと考えているのなら要チェックの製品だろう。実際にetBIOSの使い勝手などを試してみたい人は、同店のデモ機を利用するといいだろう。
マニュアルに記載の基板サイズは、「P8F161G-e」が180×245mm、「P8F153GTV-e」が170×220mm。「P8F153GTV-e」のマウントホールはMini-ITX互換で、同店によれば「種類にもよるがMini-ITXケースにも搭載可能」という。「P8F161G-e」付属のI/Oパネルはやや短いタイプで、一般的なPCケースで使う場合は要注意だ。
なお、同店ではそれぞれの製品が搭載可能なキューブ系ケースも販売している(セット購入時は値引き)。
□FREETECH
http://www.freetech.com/
□etBIOS搭載マザーボード/et-BOX!!(FREESIA-NET)
http://www.freesia-net.co.jp/html/et-bios/et.htm
□関連記事
【2003年11月29日】etBIOSを搭載したキューブPCがデモ中、OSなしでDVD再生可
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20031129/etc_etbox.html
| (FREETCH P8F161G-e) |
| (FREETCH P8F153GTV-e) |
[撮影協力:フリージアサポート200% SHOP]