新デザインのフロントパネルを採用したShuttleのSiS661FX+SiS963Lチップセット搭載Socket 478対応キューブ系自作PCキット「SS56L」が発売となった。前面のコネクタパネルにコネクタ使用時でも閉じることが可能なカバーを備えるのが特徴だ。実売価格は38,800円~39,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
グリーンの半透明なフロントパネルが印象的なこの「SS56L」は、上段の5インチベイと下段のコネクタパネルに開閉カバーを装備。コネクタパネルのカバーはコネクタにケーブルを挿した状態でも閉じることができる。USB機器などの使用時でも前面デザインの統一感が失われないようにとの配慮だ。
ただ、コネクタパネルはカバーと一体化しており、カバーの開閉と一緒に内部のコネクタ基板も動くという構造になっている。外からは見えないものの、ケース内部ではコネクタ基板に繋がったケーブルがカバーと一緒に動いており、経年劣化や事故などが起きないか気になるところだ。
パソコンショップ アークによると、コネクタパネルのカバーは頻繁に開閉を繰り返すとコネクタ基板のヘッダピンからケーブルが抜ける恐れがあるとのことなので要注意。「SS56L」を使った同店のオリジナルPCについては、ケーブルをホットボンドで固定する対策を取るそうだ。
主な搭載機能はVGA、5.1チャネル対応サウンド、10Base-T/100Base-TX対応LAN、IEEE 1394。スロット数はAGP×1、PCI×1、DIMM×2(DDR400対応、最大2GB)。
□Shuttle
http://www.shuttle.com/
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【2004年3月13日】新型フロントパネルを採用したShuttle製キューブPCが近日発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040313/etc_ss56l.html
| (Shuttle SS56L) |
[撮影協力: パソコンショップ アーク]