1.2GHz動作のC3。C3の新モデルは2002年12月の1.0A GHz以来、実に1年3ヶ月ぶり。 多くのショップの告知によると「CPUコアはNehemiah」(一部「Ezra」としている例もあり)で、マーキングされている動作クロックは133×9.0の1.2GHz、動作電圧は1.0AGHzよりも0.05V高い1.45V。 Nehemiahに関しては、従来の「C5XL版Nehemiah」の後継となる改良版「C5P版Nehemiah」の存在が明らかにされており、VIAのWebサイトにも「New Nehemiah」という記述があるが、今回の製品が「New Nehemiah」なのかどうかは不明。C5P版NehemiahではDual CPUへの対応や消費電力の低下、暗号処理エンジンの追加などといった改良が行われており、暗号処理エンジンを利用したAES(Advanced Encryption Standard)形式の暗号/復号化処理に関しては1GHz動作のNew NehemiahがPentium 4 3GHzの16倍の処理能力を持つという。ただし、このエンジンはVIAが独自に拡張した部分で、利用するには対応ソフトが必要となる。 上記のほか、パソコン ショップ アークにも近日中に入荷予定。 □関連記事 【2003年10月16日】VIAがBanias互換CPU“C5I”の概要を発表(PC Watch/C5P版Nehemiahに関する記載あり) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1016/mpf03.htm
[撮影協力:OVERTOPとテクノハウス東映]
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