Athlon 64で最下位モデルとなる2800+がバルク品で登場した。実売価格は20,790円~21,840円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。価格もAthlon 64の中で最廉価となる。
データシートによると、Athlon 64 2800+の主なスペックは動作クロックが1,800MHz、2次キャッシュ容量が512KBで、これまで最下位だった3000+(2GHz/512KB)を下回る。CPU表面に記されているOPNは「ADA2800AEP4AP」だが、データシートには記載がなく動作電圧やTDP値などは不明だ。末尾のアルファベット2文字「AP」はリビジョンC0であることを示している。
なお、リビジョンCGの2800+「ADA2800AEP4AX」についてはデータシートに記載されており、そこでは最大動作電圧が1.5V、TDPが89Wとなっている。
今回の2800+はバルク品のためCPUクーラーは別途用意する必要があるが、価格の安さは魅力的だ。対応マザーボードも1万円を切る製品が見られるようになり、コストと性能を両立させたい人にとってもSocket 754は注目のプラットフォームと言えそうだ。
□Athlon 64(AMD)
http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_9485_9487,00.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040327/etc_ah64cg.html
| (AMD Athlon 64 2800+) |
[撮影協力: パソコンショップ アーク]