摩天楼を彷彿させるブルーの柱状フィンがなんとも印象的な水冷キット用ラジエーター「HTCS-Radiator」がinnovatekから発売された。実売価格は48,090円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
高さ460mmという巨大さと高低差のある4本の柱状フィンが高層ビル街をイメージさせる「HTCS-Radiator」。エッジ部分の処理や折り曲げといった加工の精度も高く、このままインテリアとしても使えそうだが、あくまで本分は水冷キット用ラジエーターで、背面にはチューブ用の接続口を備えている。
同様のタワー型ラジエーターとしては、Zalmanの「Resarator 1」があるが、「HTCS-Radiator」には「Resarator 1」のような冷却液タンクはなく、内部を冷却液が流れるだけの構造だ。単体では機能せず、別途ポンプや冷却液タンク、冷却ヘッドなどが必要になる。
価格の高さは難点だが、ビジュアルの良さと希少価値があいまって、プレミア感ある高級PCパーツとしての存在感はほかにない大きな魅力だ。
□HTCS-Radiator(innovatek)
http://www.innovatek.de/contentServ/3.0/www.innovatek.de/index.php?StoryID=767
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| (innovatek HTCS-Radiator) |
[撮影協力: USER'S SIDE本店]