【 2004年5月1日号 】
メッシュデザイン採用で新構造のLian Li製PCケースが発売
PC-V2000/PC-V1000PC-V2000/PC-V1000
PC-V2000/PC-V1000PC-V2000/PC-V1000
PC-V2000/PC-V1000PC-V2000/PC-V1000
 まるでPower Mac G5のPCバージョンとでも言えそうなデザインを採用したLian Li製タワー型ケースがツクモケース王国で発売になった。製品はフルタワー「PC-V2000」とミドルタワー「PC-V1000」の2モデル。いずれもフロントパネルがメッシュタイプになっており、内部も独自の新構造になっているという特徴がある。

 実売価格は「PC-V2000」が37,590円で「PC-V1000」が31,290円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。本体色は「PC-V2000」がブラック、「PC-V1000」がシルバーとブラックの2種類。

 「PC-V2000」と「PC-V1000」は全体的に加工精度が高く高級感があるうえ、フロントパネルの上下が曲線加工されている点やフロントパネルがメッシュ加工されている点などから、外観はPower Mac G5をイメージさせる。フロントパネルのほかに底面と背面にもメッシュ加工が施されており、冷却性能の点で期待が持てそうだ。

 内部の斬新な構造も大きな特徴。一般的な製品とは異なり、電源ベイが背面の下部にあるほか、マザーボードマウンタが上下逆になっている。筐体の背面は、上部が拡張スロット、下部が電源ベイというユニークなレイアウトだ。

 筐体サイズは「PC-V2000」が幅210×高さ617×奥行き590mm、「PC-V1000」が幅210×高さ450×奥行き490mm。このほか、同社Webサイトには「PC-V1000」と同デザインで奥行きが590mmの「PC-V1200」の情報も掲載されている。電源は各モデルとも非搭載。

 ただ、現在販売されているのはあくまでも輸入品で、電源ベイはあまり余裕のない設計になっているので要注意。高速電脳によると、7月には電源ベイの改良などが施された国内向けのバージョンが発売される予定になっているという。

□PC-V2000/PC-V1200/PC-V1000(Lian Li Industrial)
http://www.lian-li.com.tw/index_1.htm
□関連記事
【2004年4月24日】Power Mac G5そっくりのLian Li製タワーケース展示中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040424/etc_pcv1k2k.html

 (Lian Li PC-Vシリーズ)

[撮影協力: ツクモケース王国]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

[前の記事]: Pentium M対応のキューブ系自作PCキットが初登場
[次の記事]: COOLER MASTERもメッシュデザインを採用したPCケース発売

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp