Intelの次期チップセットi915/925を搭載したPentium 4用マザーボードにも対応するというATX電源がリオワークスから発売となった。Zippy製の500W電源を採用した「Zippy-500W S-ATA」で、実売価格は18,800円~19,740円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、同社によると、これはリオワークスのオリジナル企画の製品とのこと。
「Zippy-500W S-ATA」は、マザーボード用24ピンコネクタや8ピン/4ピンの各ATX12Vコネクタなどを備えたサーバー用途も視野に入れたEPS12V電源で、Noconaのコードネームで呼ばれる新型Xeonのほか、近く登場すると見られるi915/925搭載Pentium 4対応マザーボードにも対応しているという。
CeBIT 2004で展示されたi915/925搭載Pentium 4対応マザーボードを見ると、電源ピンの仕様が従来の20+4ピンではなく、サーバーなどでよく見られる24+4ピンのタイプに変更されており、この部分への対応をさしているものとみられる。もっとも、この製品には24ピンから20ピンに変換するケーブルもついているため、従来のマザーボードでも利用可能だ。
また、12Vラインの電流を32A確保することで、デュアルCPU環境での長期安定稼動を実現したとする点も特徴。冷却ファンのノイズレベルについては、200W負荷時において35dBとしている。
コネクタ形状以外におけるi915/925搭載マザーボードへの具体的な対応根拠は不明だが、同社による国内サポートがある点は魅力といえる。安心感を求める向きには要チェックの製品だろう。
□Zippy-500W S-ATA(リオワークス)
http://www.rioworks.co.jp/atx.html
http://www.rioworks.co.jp/zippy/popup/500.html
| (Zippy-500W S-ATA) |
[撮影協力: TSUKUMO eX.]