多くのオンボードデバイスを搭載しているのは両者共通で、PCI Expressコントローラ(Broadcom BCM5751KFB)+PCIコントローラ(Marvell 88E8001)の組み合わせによるデュアルチャネル1000Base-T LANやIEEE 1394b、HD Audioによる8chサウンド、追加コントローラによるSerial ATA-RAID(GA-8ANXP-D)またはUltra ATA/133-RAID(GA-8GPNXP)を搭載、さらにIEEE 802.11g対応の無線LANカードも標準添付されている。

　さらに、電源部を独立基板とする独自技術「D.P.S.」の最新版「U-Plus D.P.S.」を搭載しているのも特徴。U-Plus D.P.S.は、ヒートパイプを使って冷却フィンを追加しているのが特徴で、電源部分の冷却効率が高まっているという。また、このU-Plus D.P.S.基板には4つの青色LEDが搭載されており、CPUの負荷にあわせてレベルメーターのように動作する（具体的なデモはStormが同店ショップブランドPCの試作例として実施中）。

　マニア向け機能も多数搭載しており、FSBクロックやメモリ電圧、メモリクロック、PCI Express電圧なども調整できる。

　こうした付属品全てを収納するため、2つの外箱を組み合わせた巨大な外箱を採用しているのも目立った特徴。箱が大きくなったためか手提げのひもも付いている。

　なお、今回のGIGABYTE製品共通の特徴として、内箱を簡易パッケージとして使える構造になっており、切り取り線や組立て方法の説明なども記載されている。

　また、DIMMスロットはカラフルなカラーパーツが採用されており、
・DDR DIMMの各チャネル1スロット目：橙色 （従来同様）
・DDR DIMMの各チャネル2スロット目以降：紫色 （同）
・DDR2 DIMMの各チャネル1スロット目：黄色
・DDR2 DIMMの各チャネル2スロット目以降：赤色
という規則で配色されている。

※ 記事初出時、GA-8GPNXP DuoとGA-8ANXP-Dのチップセット名がそれぞれ逆になっておりました。お詫びして訂正させて頂きます。

[撮影協力:ワンネスとパソコン ショップ アーク]

　DDR DIMM対応/i915P搭載の「GA-8I915P Pro」、同915G搭載の「GA-8I915G Pro」、DDR2 DIMM対応/i915P搭載の「GA-8I915P-D Pro」がラインナップされている。

[撮影協力:パソコン ショップ アーク]

　CPUソケットがLGA775であることを除けば、これまでのSocket 478マザーボードと似た構成で、AGPスロットやDDR DIMMスロットを搭載している。主なオンボードデバイスは8chサウンドや1000Base-T LAN、IEEE 1394など。

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【4月17日】SL-865PRO-775(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040417/ni_i_ml.html#sl865pro775

[撮影協力:ワンネス]

　同社製品ではおなじみのオーバークロック機能「C.I.A.」などは搭載しておらず、同社製品としてはマニア向け設定機能は少ない。

　今回発売された中では唯一のmicroATX版LGA775マザーボード。

[撮影協力:パソコン ショップ アーク]

　今回発売された同社製品では最上位モデルにあたる製品で、IEEE 802.11g無線LANをオンボード搭載しているほか、2チャネルの1000Base-T LAN、IEEE 1394b、Serial ATA-RAID(SiI3114/4ch)、Ultra ATA/133-RAID(ITE8212F)、8chサウンドなどの機能を標準搭載している。搭載している1000Base-T LANコントローラはPCI Express対応のMarvell 88E8053×2個で、チップサイズがAC'97コーデック並みに小さいという特徴もある。

　マニア向け設定機能も豊富で、一般的な設定機能の他、PCI ExpressクロックやSerial ATA/PCI Expressクロックの同期設定、PCIクロックの同期先の変更(CPU/PCI Express)が可能なほか、リアルタイムにオーバークロックを行う「AI NOS」機能も搭載している。この「AI NOS」機能は、他社の自動オーバークロック機能よりも敏感なことがウリで、パフォーマンスが必要な際はより迅速にオーバークロックされるという。

　このほか、マザーボード裏面側からのCPU放熱を期待できるという「Stack Cool」プレートが取付けられているのも特徴。このプレートがあることで「約10℃ほどの温度低下が期待できる」（ASUS）とか。

　付属品は無線LAN用の外付けアンテナやIEEE 1394bと1000Base-T LANのコネクタ追加用ブラケット、Serial ATAの外出しブラケット、非常に多くのSerial ATAケーブルなど。

　マニュアルには「電源に関する注意」として、 「最低でも定格300WのATX 12V仕様2.0電源（24ピンコネクタ付き）が必要」「20ピンコネクタのATX12V電源を利用する際は+12Vに最低15Aの出力が必要で、トータルで最低300W出力できること」といった条件が書かれている。

[撮影協力:高速電脳とT-ZONE. PC DIY SHOPとTSUKUMO eX.]

　最上位の「P5AD2 Premium」(i925X搭載)の機能省略版、といった位置づけで、追加のSerial ATA-RAIDコントローラがないほか、2つある1000Base-T LANチップの片方がPCI Express版コントローラ(Marvell 88E8053)からPCI版コントローラ(88E8001)に変更されている。

　ただし、それでもオンボード機能は非常に多く、IEEE 802.11g無線LAN、Dual 1000Base-T LAN、IEEE 1394b、Ultra ATA/133-RAID(ITE8212F)、8chサウンドなどを搭載する。

　マニア向け機能もP5AD2 Premiumと同様に多く、リアルタイムオーバークロック機能の「AI NOS」やマザーボード裏面からの放熱を行う「Stack Cool」プレートも搭載している。

　付属品は無線LAN用の外付けアンテナやIEEE 1394bと1000Base-T LANのコネクタ追加用ブラケットなど。

　2,500枚のみの日本限定品だそうだ。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とツクモパソコン本店とT-ZONE. PC DIY SHOP]

　今回発売された同社製品中では最も下位の製品で、主なオンボードデバイスは1000Base-T LAN(PCI Expressチップ)やUltra ATA/133-RAID、8chサウンドなど。

　3つあるPCI Express x1スロットのうちの1つはPCI Express x16スロットの上に配置されている。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とファナティック 東京店とT-ZONE. PC DIY SHOP]

　搭載しているオンボードデバイスはIEEE 1394、1000Base-T LAN、8chサウンド、Ultra ATA/133-RAIDなどで、搭載している1000Base-T LANチップはBroadcom BCM5751。

　豊富なマニア向け機能を搭載しているのも特徴で、PCI Expressクロックの変更機能などもついている。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原本店]

　主なオンボードデバイスはUltra ATA/133-RAIDや1000Base-T LAN、8chサウンドなど。

　DIMMスロットはDDR DIMM/DDR2 DIMM各2つずつで、両者の混在利用には対応していない。

[撮影協力:LAOX PC・DO SHOPとTWO-TOP秋葉原本店]

　現在発売されているi925Xマザーボード中では最もシンプルで、1000Base-T LAN(PCI)やIEEE 1394、8chサウンド、POSTコード表示用LEDなどをオンボード搭載している。

[撮影協力:ドスパラ アキバ店とファナティック 東京店]

　主なオンボードデバイスはVGA、1000Base-T LAN(PCI)、IEEE 1394、8chサウンド、POSTコード表示用LEDなど。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原 Prime館]

　主なオンボードデバイスはIEEE 1394やLAN、6chサウンド、POSTコード表示用LEDなど。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　チップセット以外の仕様は共通で、1000Base-T LAN(PCI)+10/100Base-TX LANのDual LANやUltra ATA/133-RAID、8chサウンドなどを搭載している。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とフェイスとドスパラ秋葉原 Prime館とソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]