Pentium M対応の自作ノートPCキットを盛り上げようと、「自作ノート体験祭り」がLinux Cafe di PRONTO秋葉原店(ブロックD2-[e2])で7日(土)に行われた。
主催はIntel代理店の旭エレクトロニクス。会場では、SYNNEXやMSI、ASUS、AOpenが自社製品をデモしたほか、プロサイドやイーレッツがPentium M対応の小型デスクトップPCを展示、またAOpenはMicroATXのPentium M対応マザーボード「i855GMEm-LFS」のパネルを出展した。
各メーカーの製品を使って来場者がノートPCの自作を体験するコーナーでは、多くの人が見守る中、10分程度の短い時間で完成させることに次々と成功。ノートPCはディスプレイやマザーボードなどがすでに装着済みで、あとはCPUとメモリとHDDを取り付けるだけという簡単な作業で完成するため、初心者でも比較的容易に組み立てられることを実証した。メーカー側も組み立てが簡単になるよう工夫を凝らしており、すべてのパーツを本体裏側からはめ込むだけという製品も見られた。
自作PCマーケットではまだまだノートPCはマイナーな存在だが、Pentium Mの登場で気軽にノート用高性能CPUの差し替えが可能となり、また将来的にはデスクトップPCとの共通プラットフォームになる可能性を考えると、これからが期待できそうな分野だ。
現状、自作PCマーケットにはPentium M対応ノートPCはショップブランドPCなどの完成PCがほとんどだが、これから自作キットが単体で出てくるようになるとおもしろくなりそうだ。
なお、会場では各社製品の人気投票が行われ、一番人気はASUSのB5サイズノートPC「M5N」となった。
□旭エレクトロニクス
http:///www.aec.co.jp/
□Pentium M(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/products/notebook/processors/pentiumm/
 | (AKIBA PC eArena) |