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【パッケージ(表)】 | 【パッケージ(裏)】 |
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【スペックシール】 | 【マーキング】 |
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【INSPIRE】 | 【ViP】 |
Intelの64bitメモリアドレス技術であるEM64T(Extended Memory 64 Technology)を搭載した初のLGA775版Pentium 4がショップブランドPCに搭載されるかたちで販売スタートとなった。
EM64T搭載CPUはNoconaコアXeonが先に出回っているが、Pentium 4では初。
●3.40/3.60GHz搭載モデルが発売
TWOTOP秋葉原本店には3.60GHzと3.40GHzの2モデルが入荷。現在は3.60GHzを搭載したPC「ViP-EX360X/DVRDL/X600XT」のみ受注販売を行なっている。基本スペックは、マザーボードがi925X搭載ASUS製「P5AD2 Deluxe」、メモリがDDR2 1GB、ビデオカードがRADEON X600 XT搭載モデルなど(BTO対応)で、価格は197,800円。納期は3~4週間程度。
フェイス秋葉原本店も3.60GHzと3.40GHzの2モデルが入荷済みで、3.60GHz搭載PC「INSPIRE 4560EX/PREMIUM」のみ受注扱いで販売中。基本スペックは、マザーボードがi925X搭載ASUS製「P5AD2 Deluxe」、メモリがDDR2 2GB、ビデオカードがRADEON X800 XT Platinum Edition搭載モデルなど(BTO対応)で、価格は337,800円。納期は2週間。
両ショップとも3.40GHz搭載モデルは近日販売開始する予定としているほか、フェイス秋葉原本店では3.20GHz搭載モデルの販売も予定しているという。
●ひっそりとしたリリース
EM64T搭載CPUは、サーバー/ワークステーション向けのNoconaコアXeonが7月上旬から出回っているが、Pentium 4が販売されるのは今回が初めて。IntelからEM64T搭載Pentium 4に関する一般向けの製品発表は行なわれていないものの、同社のCPU価格表には以前から掲載されており、また搭載PCについても大手ではデルが8月上旬から販売を開始し、実質解禁されたような格好になっている。
EM64T搭載Pentium 4リテールパッケージ品の外箱は、従来のLGA775版Pentium 4のものをそのままモノクロにしたようなカラーリングとデザインになっている。表面に「Innovative Technology for Uni-Processor Servers and Workstations」と記し、サーバー/ワークステーション向けであることをを強調しているのが特徴的だ。
また、パッケージ裏面の説明では、NoconaコアXeonと同様に、32bit環境を含めEM64T対応BIOSを使用しないと動作しないとされている。CPUが単品で入手可能になった時にはこの点に要注意だ。
●単体販売の予定は当面なし
3.40GHzモデルのパッケージに記されている主なスペックは、Hyper-Threadingテクノロジサポート、FSB 800MHz、2次キャッシュ容量1MB、最大動作電圧1.4Vで、これらは通常のPrescottコアPentium 4と変わらない。S-Specは「SL7L8」。
両ショップともCPU単品での販売予定はなしとしているのが残念だが、TWOTOP秋葉原本店は対応マザーボードの確認後にCPUとマザーボードなどパーツを一式にした「組立てキット」での販売を行なうとしているので期待したいところだ。
□ViP-EX360X/DVRDL/X600XT(TWOTOP)
http://www.twotop.co.jp/special/vip_wh_spec.asp#03
□Intel Processor Pricing
http://www.intel.com/intel/finance/pricelist/
□関連記事
【2004年8月3日】デル、EM64T対応Pentium 4搭載WS(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0803/dell.htm
【2004年7月3日】FSB 800MHz/SpeedStep対応の新型Xeonがデビュー、対応マザーも発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040703/etc_nocona.html
| (Intel Pentium 4シリーズ) |
[撮影協力: TWOTOP秋葉原本店とフェイス秋葉原本店]