設定した温度に達するとPCの電源を自動的に切断する温度センサー/制御モジュールのセット「Safety Module Set」が3R SYSTEMから登場した。実売価格は1,980円~2,079円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。同社製水冷キットのオプション品とされているが、付属マニュアルの設置手順を見る限りでは単品でも使用できるようだ。
「Safety Module Set」の機能は、CPUなどの温度をセンサーで監視し、50℃/60℃/70℃/80℃のいずれかの温度に到達した場合に電源ユニットを操作して、PCをシャットダウンするというシンプルなもの。温度設定はジャンパで行う。最近では同様の機能を備えたマザーボードも少なくないが、機能を持たない古いマザーボードなどのユーザーにはうれしいアイテムだろう。
PCへの設置は、PCケースの電源スイッチコネクタ、マザーボードの電源スイッチコネクタ、センサーのコネクタなどと制御モジュールを接続し、センサーをCPUやHDDなどの監視対象パーツに取り付ければ完了。温度の指定は2個のジャンパで行なう。このほかテスト用というジャンパも用意されている。
なお、付属の多言語マニュアルは日本語表記が部分的に文字化けして読み取れないが、設置はそれほど難しくないので大きな支障にはならないだろう。
□Safety Module Set(3R SYSTEM)
http://3rsystem.co.kr/english/products/view.asp?navi=watercooler&idx_num=34
| (3R SYSTEMS Safety Module Set) |
[撮影協力: CUSTOM]