PCの電源投入時の急激な電力上昇を抑える「スタッガードドライブスピンアップ(Staggered Drive Spin-up)」をサポートしたSerial ATA II対応インターフェイスカード2製品がPROMISEから発売された。実売価格は8ポート対応PCI-X接続モデル「SATAII150 SX8」が24,990円、4ポート対応のPCI接続モデル「SATAII150 TX4」が9,240円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
両製品とも、Serial ATA IIで規格化されているNative Command Queuing(NCQ)やホットスワップに加え、スタッガードドライブスピンアップをサポートするのが特徴。スタッガードドライブスピンアップは、Serial ATAデバイスを複数搭載したシステムで、起動時にデバイスのスピンドルを一斉にではなく順番に始動させていくことによって急激な電力上昇を抑える効果がある。
また、パッケージでSerial ATAPIデバイスへの対応が明確にうたわれているほか、SATAII150 SX8はLow Profileサイズに対応するのも特徴だ(Low Profileブラケット付属)。
なお、両製品ともSerial ATA II Phase 2で規格化されている3Gbpsの転送速度はサポートしていない。
□SATAII150 SX8/SATAII150 TX4(Promise Technology)
http://www.promise.com.tw/product/product_detail_cht.asp?productId=82&familyId=3
http://www.promise.com/product/product_detail_eng.asp?productId=129&familyId=3
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【2004年8月28日】3GbpsのSerial ATA II対応コントローラを搭載したマザーが発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040828/etc_x6daltg.html
| (PROMISE SATAII150) |
[撮影協力: USER'S SIDE本店]