SP2では、ファイアウォール機能が標準で有効化されており、従来の「特定のソフトの外部通信を遮断することも出来る」というスタンスから、「許可したソフトのみ外部と通信可能」というスタンスに大きく転換しているほか、Internet Explorerには「ポップアップ広告禁止」「ActiveX禁止」といった設定機能が、Outlook Expressには実行ファイル(.exe)を無効化する機能などが付加されている。

　なお、今回のSP2版から梱包方法が変更されており、これまでのシュリンクラップ包装から、マニュアル+CD貼り付けという簡素なものになっている。シュリンクラップ包装では登録に必要なプロダクトキーがラップ包装部分にあったため、時折「誤って捨ててしまった」というトラブルが聞かれたが、今回の包装ではマニュアルにプロダクトキーが貼り付けられているため、紛失の危険が減っている。

　今回発売されたのはHome EditionとProfessional、Plus付きProfessionalの各日本語版と、Home Editionの英語版。いずれもドライブ類やメモリ、CPUなどとのセットでのみ販売されており、単品販売や単品での価格表示は行われていない。ただし、各ショップの「セット価格」から逆算すると、Home Editionが14,000円程度、Professionalが20,000円程度で、従来のSP1とほぼ同等。また、多くのショップでは今後もSP1とSP2を併売していく予定という。

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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0901/ms.htm

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　独自の高速MPEGエンジンを採用し、読み込み時間や編集待ち時間が短縮化されているほか、AVI/MPEGの混在編集なども可能としている。

　同社では「U社製ビデオ編集ソフトVer.8」との比較例などもWebサイトに掲載中。

　通常版に加えて、同社製ビデオキャプチャ製品所有者向けの「優待版」と同社製ビデオ編集ソフト「Let's EDIT」などのユーザー向けの「アップグレード版」が発売されており、さらにDVStormやACEDV、ACEDV MobileなどのDVキャプチャ製品とのセットモデルも発売されている。

[撮影協力:LAOX PC・DO SHOPとTSUKUMO eX.]