7月に16倍速書き込み対応DVD+Rドライブが発売されてから3ヶ月が経過して、ようやく正式に16倍速対応をうたうDVD+Rメディアの単体販売が始まった。
発売されたのは三菱化学メディア製のPCデータ用メディア 5枚パック(型番 DTR47JP5)で実売価格は1,280円~1,554円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。生産国は台湾となっている。
16倍速対応をうたうDVD+RメディアはBenQ製DVD±Rドライブ「DW1620」の付属品として出回ったことはあったが、単品販売は今回が初めて。これまではドライブメーカー推奨の8倍速DVD+Rメディアを利用して16倍速書き込みを行っていたが、メディア品質のばらつきなどにより十分な書き込み速度が得られず、ドライブ本来の性能を発揮できずにいた。
今回の対応メディアの発売は、すでに対応ドライブを利用している人はもちろん、これから16倍速DVD+R対応ドライブを購入しようという人にも大きなメリットと言えるだろう。
なお、書き込み速度に関しては2.4倍速/4倍速/8倍速にも対応しているが、16倍速DVD+Rメディアに対応していないドライブで書き込んだ場合は、正常にデータが記録できなかったり、記録済みデータが破損する恐れがあるので注意が必要だ。
□製品情報(三菱化学メディア)
http://www.mcmedia.co.jp/japanese/news/press/0035.html
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| (三菱化学製品) |
[撮影協力: T-ZONE. PC DIY SHOP]