両者共通の特徴であるUSBカメラ用LANアダプタ「iCAMView」は、USB 2.0インターフェイス×2と10/100Base-TX LANインターフェイス×1、IPアドレス表示用LCD×1を搭載したもの。内部にWebサーバを内蔵しており、カメラがとらえた画像はWebブラウザで確認する、という仕組みになっている。静止画のほか、MPEG-4動画(フレームレート20fps)にも対応している。電源はACアダプタ。

　カメラ側にも前述のような特徴があり、暗視機能付きのiCV-01は2mまでの暗闇を赤外線LEDで照らして撮影できるほか、 パン/チルト機能付きのiCV-02は左右320°/上下60°と比較的広い範囲で撮影方向を調整できる。カメラ自体の接続インターフェイスは両者ともにUSB 1.1で、対応解像度は640×480ドット/10～15fpsなど。もちろんPC直結でも利用できるが「パン/チルト機能がUSB直結で利用できるかどうかは不明」（スリートップ2号店）という。

　スリートップ2号店では、iCV-02の店頭デモを実施しているほか、要望があればiCV-01の店頭デモも行うという。

[撮影協力:スリートップ2号店]

　Broadcom製LANコントローラはオンボードデバイスとしての搭載例は多いが、単体のインターフェイスカードに採用されているのは珍しい。

　HP製PC向けのオプションパーツ。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　販売されているのはブリスターパッケージ入りのバルク品でドライバやユーティリティソフトは一切付属していない。

　販売しているテクノハウス東映とパソコンハウス東映では「ドライバの入手方法や動作確認済み機種に関する情報はない」としている。

[撮影協力:パソコンハウス東映]