【 2004年11月6日号 】
FSB 1,066MHz対応の新型Pentium 4を搭載したPCが展示中
近日中にデモも開始、Pentium 4 Extreme Edition 3.46GHz
Pentium 4 XE 3.46GHzスペック表
【Pentium 4 XE 3.46GHz】【スペック表】
マザーボード展示風景
【マザーボード】【展示風景】
展示PCCPU製品番号
【展示PC】【CPU製品番号】
 2日(火)に正式発表されたFSB 1,066MHz対応のPentium 4 Extreme Edition 3.46GHz(LGA 775対応)とi925XEチップセット搭載マザーボードが早くも店頭にお目見え。

 ドスパラ アキバ店がこれらを組み込んだPCを店頭展示し始めたもので、オリジナルPCとして近日販売を始める予定という。マザーボードはIntelの「D925XECV2LK」を使用している。

●FSBが800から1,066MHzに

 Pentium 4 Extreme Edition 3.46GHzは、従来のPentium 4 Extreme Edition 3.40GHzのFSBを800MHzから1,066MHzに向上させたもの。

 搭載コア(Gallatin)やキャッシュ容量(L2=512KB/L3=2MB)、動作電圧(1.525~1.6V)などは従来同様だが、FSBの向上でデュアルチャネルDDR2-533のメモリ帯域(8.5GB/s)とFSB帯域が釣り合うかたちになり、FSBによるボトルネックが改善されるという期待がある。

 ただし、TDPはPentium 4 Extreme Edition 3.40GHz(109.6W)よりも高い110.7Wにまで上がっている。

●PCの価格は30万円弱

 今回の展示は、同店のショップブランドPC「Prime Monarch LX」のサンプル展示という位置づけで、ケースや構成なども仮のもの。PCの価格については「288,000円」と掲示されているものの、具体的な発売時期は未定。さらに各パーツ単品での販売も予定しているが、こちらは予価と時期がまだ決まっていないという。同店では近日中に店頭デモも開始する予定。

 CPUの動作クロックだけでみると、より上の3.6GHz/FSB 800MHz/L2 1MBのPentium 4 560(実売価格49,000円前後)がすでに流通しているものの、総合的なパフォーマンスではこの製品こそが「Pentium 4シリーズ最上位」となり、性能重視のユーザーにとっては要注目の製品であることは間違いない。

 気になるCPU単体の実売価格は、Intelが「OEM向け価格110,820円」と発表していることから、これに近い、かなりの高価格帯となることが予想される。


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【11月2日】Intel、FSB 1,066MHzのPentium 4 XE 3.46GHz(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1102/intel.htm
【11月2日】FSBが1,066MHzとなったIntel 925XE+Pentium 4 XE 3.46GHz(PC Watch/多和田新也のニューアイテム診断室)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1102/tawada35.htm

 (Intel D925XECV2LK)
 (Intel Pentium 4 Extreme Edition)

[撮影協力: ドスパラ アキバ店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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