先週、SLI構成のGeForce 6800搭載カードとGeForce 6800 Ultra搭載AGPカード単独のパフォーマンスを比較するというデモを行なったUSER'S SIDE本店だが、その後「SLI側のパフォーマンスが出ていなかったことが判明した」として、デモのやり直しを実施している。
同店曰く、パフォーマンスが出ていなかった原因は「ドライバ設定の不備とビデオカードの初期不良」という。今回はSLIマシンのビデオカードをGeForce 6800搭載のASUS製PCI Expressカード「Extreme N6800(EN6800/TD/256M)」に、CPUをAthlon 64 FX-55(2.6GHz)にそれぞれ変更して再度デモを行なっている。
その他のパーツや、AGPマシンのスペック、ベンチマークソフト(3DMark05)は前回と同様だが(スペックの詳細は2004年12月18日号の記事を参照)、SLIマシンはCPUを2.8GHzに、ビデオカードのコア/メモリクロックを432MHz/798MHzにアップしている。
今回のデモでは、SLIマシンが8,542、AGPマシンが5,440というスコアが出ている。前回はSLIマシンが3,699、AGPマシンが5,142で、SLIマシンは倍以上スコアアップした格好だ(スコアの単位はいずれも3DMarks)。
なお、25日(土)からはSLIの環境を再度変更し、ビデオカードをGeForce 6800 GT搭載のELSA「GLADIAC 940 GT PCI-E」を2枚とし、CPUをAthlon 64 FX-55の標準クロック(2.6GHz)にしてデモを実施中。ビデオカードは標準の空冷、若干のオーバークロック仕様で3DMarkのスコアは9,439に達している。この環境で数日デモを実施する予定で、スコア10,000を目指して水冷化やさらなるオーバークロックも検討中という。
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【2004年12月18日】GeForce 6800×2とGeForce 6800 Ultra×1の比較デモ中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041218/etc_gf68udemo.html
| (ASUS A8N-SLI Deluxe) |
| (Leadtek WinFast PX6800 TDH) |
[撮影協力: USER'S SIDE本店]